メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

WE ARE YOUR FRIENDS

2016年06月28日 | 映画
WE ARE YOUR FRIENDS
を観ました。


ロサンゼルスのバレー地区。丘を隔てたすぐ向こうに大都会ハリウッドが広がるこの地で、若者たちはいつか成功を掴み取り“あちら側”へ羽ばたこうと必死だ。23歳、DJで成功を夢見るコール(ザック・エフロン)もそんな野望を抱く一人。いつか自分の手がけたトラックが数万人の観客を熱狂させる日を夢見ながらも、なかなか芽が出ず、地元の仲間たちと無意味な時間をやり過ごす日々が続いている。だが、コールの状況は一変する。ナイトクラブの裏口でカリスマDJのジェームズ(ウェス・ベントリー)と出会い、たちまち意気投合したのだ。アルコールとドラッグの影響ですっかり意識の薄れた彼は、翌朝、ジェームズの自宅で目を覚ます。街を見下ろす高台に住居を構え、センスの良い調度品に囲まれ、専用スタジオさえ兼ね備えたその暮らしに目を輝かせるコール。ジェームズの存在は、まさしくコールが将来こうなりたいと切望するイメージそのものだった。やがてジェームズはコールに業界で成功するためのノウハウを叩き込む。くすぶっていた才能が芽吹くのに時間はかからなかった。その音楽センスに光るものを感じたジェームズは、次のステップとして「自分にしか創り出せないオリジナルの音を掴み取れ」と告げる。それは歳を重ねたジェームズ自身が今現在もがき続ける課題でもあった。一方、昼間のコールは仲間と共に不動産会社での危なっかしい仕事も抱えていた。人の弱みに付け込むそのやり方に嫌気を感じながらも、仲間を裏切ることができない彼。また時を同じくして、コールは恩師ジェームズの恋人ソフィー(エミリー・ラタコウスキー)への抑えきれない想いに苦しんでもいた。その結果、ついに一線を越え、全てを一瞬にして失うことになる彼。そうやって初めて失ったものの大きさに気づかされるのだった。追い打ちをかけるように、親友の一人が死んだ。あまりに唐突な訃報だった。いつも一緒だった仲間が今はもういない。その事実に身を引き裂かれるような心の痛みを感じながらも、コールには彼の遺した言葉がありありと思い出された。それは悩める自分の背中を大きく押し出してくれるものだった。哀しみを乗り越え、再起を誓うコール。そして一度は裏切ったジェームズにも真剣に許しを請う。その眼にもはや迷いはなかった―。ダウンタウンのブロックパーティ。大観衆を前にステージに駆け上がるコールの姿があった。この日のために創り上げたトラックは、まるで彼を育んだ全ての人々や環境へ感謝を捧げるかのような、彼にしか成しえないオリジナルな音がビートを刻んでいた。ヘッドフォン越しに歓声が聴こえる。会場の熱狂が最高潮に達していく。全身を貫くこの言いようのないカタルシス―。いま、コールの人生が新たな幕開けを迎えようとしている。


マックス・ジョセフ監督、初の長編映画だそうです。

自分がちょっと苦手とするパーティピーポーな若者の青春モノです。
今はこんなのが比較的リアルなのかもしれないですね。

クラブではしゃいでドラッグやって喧嘩してセックスしての青春。
そんな日々を過ごしながらも馬鹿なりにビジネスを考え街を出てのし上がろうとしている。
主人公のコールはそう過ごしつつもDJとして成功したいとも思っていて。
非常に現代っ子らしいと思いました。

最近DJを始めようかと思っていたので結構刺激になりました。
自分と似たようなスタイルでサンプリングしてDTMしている姿は共感しました。
ただこうしてクラブではしゃいでいる人は苦手ですね。
ドラッグやってるような印象も強いのでちゃんと取り締まっていただきたいですね。
この映画を観て真似する人も出てきそうなので気をつけて欲しいです。

ハイスクール・ミュージカルで印象的だったザック・エフロンが同じようなキャラで主演してますが、
イケメンで観やすいですが役者感よりもアイドル感がちょっと強いですかね。

ヒロインのエミリー・ラタコウスキーはかなり美人さんで惹きつけられますね。
スタイルもかなり素晴らしいし、今後どんどん売れていくかもですね。

そんな二人がやっているのでアイドル映画の要素も強いですが。

ちょっと苦手なクラブミュージックが良くかかりますが、その音楽はなかなかアゲアゲで良かったです。
特に主人公がようやく作り上げた一曲はかなり興奮するような曲で良かったです。
劇場の爆音で観るには結構最適な映画だったと思います。

自分も作曲に関して似たような苦悩を抱くことがあるので登場人物の気持ちはちょっとわかりました。

一先ずDJセット一式を手に入れるところから始めたくなりました。
そんないい刺激をもらえたので観て良かったです。


6点。
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