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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ドロップ

2009年03月28日 | 映画
ドロップを観た。

品川ヒロシ初監督作品です。

自身の原作小説の映画化。
いわゆる純粋なヤンキー映画です。

不良に憧れ私立から公立の狛江北中に転校した信濃川ヒロシ(成宮寛貴)。
気合入れて髪を赤くしたため、転校初日にいきなり番長的存在の井口達也(水嶋ヒロ)に河川敷に呼び出されタイマンでボコボコにされる。
しかしその根性を認められそのまま仲間入り。

達也はとにかく喧嘩っぱやくて無茶ばかりする男。
仲間は他に硬派な森木(波岡一喜)、うるさいワン公(若月徹)、なんでも盗むが喧嘩はしないルパン(綾部祐二)。

(ネタバレ)
とにかく喧嘩ばかりの毎日。

他の人間達が努力している時に好き勝手やっているわけなので、半端じゃなくとことん楽しめと兄貴分のヒデ(上地雄輔)に説教されながら楽しむ。

喧嘩した仲間と仲良くなって、好きになった達也の元カノの本仮屋ユイカにふられたり。

ヒデはヒロシの姉のユカ(中川典子)に告白するが鳶の仕事中の事故で死んでしまう。

ヒロシ達は仲間を救うため大きな戦争に挑む。

そんな青春を送るが、新たな人生を歩むためヒロシは町を出る決意をする。

最後に達也とタイマンを張り、仲間達に見送られヒロシは出発する。


(評価)
初監督作品とは思えないクオリティの高い作品でした。

自分の中、高時代を思い出し、何か熱くなって、ジーンとしてしまいました。
何となくびびりのヒロシの立ち位置に、昔の自分をオーバーラップさせられました。

情熱的で感動的で笑わせポイントのレベルも流石に高かったです。

時折漫画になるのもいい感じでした。

戦闘シーンはかなり迫力があって見ごたえ十分でした。

喧嘩したり、恋したり、夜に仲間とだべったり、ファミレスでたむろったり、きっとああいう時間を体験したものだからこそ作れる作品だなと思いました。

とにかく純粋に熱を感じさせる作品で感動しました。

そんなわけで8点。

品川はおもしろいけどちょっと嫌いって思わされる芸人ですが、でも何周か回って結局いい人なんだろうなって思わされます。

おしゃべりクソ野郎ですけど才能ある人と思います。

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