メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ヘブンズ・ドア

2009年02月09日 | 映画
ヘブンズ・ドアを観た。

ろくでなしで不真面目な人生を送っていた青山勝人(長瀬智也)はある日病院で脳腫瘍で余命3日と言われる。

即座に入院するがもうどうでもいい感じ。

同じ病院に入院している白石春海(福田麻由子)も癌で余命一月。
それを知った勝人は「お前も天国のドアをノックしてんのか」となる。

二人で酒を飲んでいると春海が海を見たことが無いというので、「海行くか」となる。

偶然止めてあった高級車を盗み二人で海を目指すロードムービー。


(ネタバレ)
盗んだ車はK3ホールディングス社長社長小久保(長塚圭史)が社員の辺見(田中泯)と安達(大倉孝二)に運ばせていたもの。

辺見と安達はいい奴だが小久保は悪い奴で、拳銃と大金がしまってあった。

最初、拳銃がある事に気付いたが金が隠してあるとは知らず、勝人はガソリンスタンドと郵便局で強盗をしてしまう。

それで警察とK3に追われながら海を目指す。

ホテルで豪勢に過ごしていると警察に追い詰められ逃げる。

レストランで食っていると警察に追い詰められ逃げる。

勝人は時々発作が起き死にかける。

悪いやつ等に襲われ逃げる。

悪い奴らは同士討ちをする。

母親にも会おうとするが、直前でやめる。

そんなんを繰り返して海に着くってお話。


(評価)
鉄コン筋クリートのマイケル・アリアス監督なのでどんなもんか観てみましたが、質は低いです。

一昔前のスタイリッシュな日本映画も意識しつつ、そこには及ばず。

何か斬新な映像を作ろうとするが、及ばず。

退廃的でノンストップに転がり落ちる、若き日の僕が没頭した青春映画のテイストですが及ばずといった感じでした。

全体的に○○気分な映画です。

嫌いじゃないけど、嫌いじゃないけど、嫌いじゃないけど、です。

主演の福田麻由子さんの演技はなかなかでした。

長瀬智也はいつも通り。

そんなわけで4点。

若い人には共感得られるかもしれません。

悪い奴らいらなくね?って思っちゃいました。

劇場は初日なのにガラガラだったので快適でよかったです。
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