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劇場版 誰ガ為のアルケミスト

2019年07月03日 | 映画
劇場版 誰ガ為のアルケミスト
を観ました。


自分に自信の持てない女子高生カスミは、ある日、不思議な声に導かれて異世界バベル大陸へと召喚される。
そこは、伝説の存在・暗黒竜デストルークにより、錬金術も魔法も封じられ、“闇の魔人”が跋扈する世界だった。
カスミは、彼女を召喚した魔法使いのリズ、そしてガンナーのエドガーと出会う。
リズは「闇を封じる幻影兵」を召喚したつもりだったが、カスミはそのような力を持っていなかった。
あてがはずれたことに落胆するリズとエドガーだが、カスミを放っていくこともできず、一緒にレジスタンスの村へと向かった。
そこでカスミは熱を出して倒れてしまう。
カスミはバベル大陸でもまったく無力のままだった。


総監督は河森正治、監督は高橋正典です。

相変わらず無知なまま映画館に行くのでコレも全く知らないです。
元々はRPGらしいですが全く知らないです。

冒頭にかなりゲーム的なファンタジーな世界観で明らかに敵っぽい相手にいかにも主人公っぽいキャラクターたちが立ち向かいます。
登場人物たちの紹介がてらの街を守るシーンかと思いきやいきなり滅びてしまうようなショッキングな展開でした。

そこから急に現代の日本の学園生活のシーンになります。
なんかこの手の雰囲気のアニメ作品は学園生活やら制服が必要なのですかね。
そんな女子高生が冒頭のファンタジーな別世界に迷い込んでしまう物語でした。

迷い込むというか死んで召喚されるみたいな設定でした。
向こうの世界では大いなる力を持つものと思われたのにただの無力で逆に世話される感じで。
ただ穏やかな女子高生ならではの人間性で暗い世界を照らしていくような。

それで当然あるピンチの時にとんでもない能力を発揮して攻めてきた敵を蹴散らすのですが。
望んだ時にその能力を発揮できないパターンのやつでした。
いよいよの決戦でもやっぱり能力は発揮できないですが、美味しいところで発動します。
それに理由がなくてただ主人公の気持ちの問題という、僕があまり好まないパターンのやつでした。
主人公のメンタルのみで物語の盛り上がりの浮き沈みを作るのはかなり強引に思います。

画の感じやら設定やら登場人物やらは悪くなかったです。
ちゃんとクライマックスに向けての盛り上がりとそれに見合う真実の提供やらは及第点でした。

派手な演出の割には記憶に残らなそうなアニメでした。


そんなわけで5点。
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