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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

俺アカデミー賞2019 65位〜51位

2020年02月05日 | 映画
例年50位から発表してきましたが2019年は過去最高本数の映画を観た上に非常に豊作だったので65位から発表します。
いい映画は叶な限り名前を挙げたいので。

ここにあげた作品でも230本中のこの順位なので個人的には相当上位の扱いです。
いつかサブスクで映画を見ようかなーって思った時に僕が高評価していたと思い出してください。


65位 ファースト・マン


監督デイミアン・チャゼル&主演ライアン・ゴズリングという黄金コンビが宇宙飛行士ニール・アームストロングを描いた伝記映画。
映像も演出もハイセンスで納得のクオリティ。


64位 ビリーブ 未来への大逆転


実在の女性弁護士を描いた伝記映画を大好きなフェリシティ・ジョーンズが好演していました。
勧善懲悪的だけど個人的にはかなり悪役的に描かれていた相手方の主張のほうが正しく思えて印象的でした。
痛快逆転劇はハズレ無しに高揚します。


63位 シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション


日本の伝説的な大ヒット漫画をフランスで実写化。
観てない人はスゲーつまらなそうって思うでしょうが恐らくそれを裏切るかなり痛快なアクションコメディ。


62位 かぐや様は告らせたい~ 天才たちの恋愛頭脳戦~


今年度のナーメテーターでも上位ですね。
想像以上に上質なコメディで今旬の橋本環奈の魅力をかなり引き出して、彼女の代表作になりうる価値ある作品でしょう。
テンポ感の良さやシュールなコメディもなかなか良くてシンプルに楽しめる娯楽作品でした。


61位 イエスタデイ


世の中からビートルズが消えてしまうというファンタジー映画。
ビートルズファンとしてはビートルズの魅力を伝える新たな切り口だし、ビートルズはもうこういう扱いされて相応しい次元ですね。
予想を大きく上回る締め方もめちゃくちゃ爽やかで素敵でした。
ダニー・ボイルにハズレ無し、シンプルに映画館でビートルズの名曲に感動出来る秀作。


60位 エリカ38


時々邦画にあるなんとも生々しく嫌な気持ちにさせられるダークな作品。
熱量とリアリティがすごくて非常にのめり込める作品だった。


59位 さよならくちびる


門脇麦と小松菜奈という実力派に似たようなキャラを演じさせた素晴らしい企画とキャスティング。
不仲のグループの解散ツアーというナイーブな状況を描いていて音楽映画としてもロードムービーとしても非常に印象的だった。
音楽をやっている人間として作曲シーンもライブハウスシーンもリハシーンも入りから出番までの時間の潰し方とか、全部リアリティありました。


58位 まく子


大人になってしまうことに苦悩するという人生におけるめちゃくちゃ刹那的な事象を見事に捉え、その上かなり難解な作品。
ナチュラル演出も映像の撮り方も非常に印象的で芸術点の高い映画でした。


57位 きばいやんせ!私


人生をなめてた女性が人生をリセットさせようと奮起して徐々にめちゃくちゃ本気になっていくという。
こういう成長モノは大好物ですね。
コメディでヒューマンドラマなのにいつの間にかシンプルに奇祭のドキュメンタリーみたいになっていく唯一無二の作品でした。


56位 ふたりの女王 メアリーとエリザベス


歴史上の人物をドラマチックに描いた名作。
地位とプライドと共感とライバル視と、様々な事柄が複雑に絡み合う状況を見事に描いていたのでとても感動しました。


55位 バーニング 劇場版


韓国映画のレベルの高さを見せつけたようなハイセンス映画。
生活感、その湿度の描写の品質、人間そのものの深さ、他人のわからなさがすごかったです。
村上春樹の世界観は韓国の方が合うのかも、って思わされるくらいハイセンスで衝撃的な映画でした。


54位 ビューティフル・ボーイ


ごくごく普通の幸せに見える家族だけど息子がドラッグに溺れてしまい、それでも必死に彼を愛し続ける父。
いくつもの葛藤にとにかく生々しい家族のやり取り、誰もが共感するような家族の衝突、それをティモシー・シャラメならではのハイセンスな描写で描いてたハイセンス映画。
ちなみに近年超高評価する映画にスティーブ・カレルがよく出ています。


53位 初恋~お父さん、チビがいなくなりました


日本の老夫婦の愛すべき日常にほっこりと癒やされる名作。
猫映画というくくりではギリギリですが、実力派キャストの間違いない演技。
長年連れ添った夫婦の素晴らしさ、家族の素晴らしさをシンプルに伝える素晴らしい名画でした。


52位 ビール・ストリートの恋人たち


理不尽な人種差別、逆恨み、逮捕、黒人家族同士の衝突、とても歯がゆく悔しい内容ですが、その中でのぶれない強烈な愛にただただ感動でした。
バリー・ジェンキンズ監督ならではの上質で程よい描写で説教臭くなりすぎず大好きな映画でした。
ちなみに現代の”If Beale Street Could Talk”も邦題も素晴らしいのベストタイトル賞をあげたい作品でした。


51位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -


苦手なタイプのアニメかと思いきや自分でもガッツリ感動できる本格的なアニメーション映画でした。
絵のクオリティや世界設定の素晴らしさ、キャラクターや会話のハイセンスなクールさは大好物でした。
余り多くを語りたくないですが、昨年大変なことがあった京都アニメーション制作です。
その直後にこのクオリティの映画を公開したことの価値は大きく讃えたいです。


毎年ながらこうして振り返っているとどれも良かったなぁーとしみじみ出来る良い時間です。
書きながら、なぜこれらの作品が50位以内に入っていないのか?と我ながら疑問をいだきつつですが。
きっと50位以内はもっと思い出して感動するのかもしれません。


つづく

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