メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ガール

2012年06月06日 | 映画
ガール を観た。


ヨガ教室で出会った由紀子(香里奈)、聖子(麻生久美子)、容子(吉瀬美智子)、孝子(板谷由夏)の四人は年齢も仕事も違うけど意気投合した親友同士。
明るくてお洒落が大好きな由紀子は自分の企画が通り大きな仕事を任されるが、29歳という年齢と自分のキャラ、恋人蒼太(向井理)との未来に悩む。
聖子はキャリアウーマンで出世するが、女を認めない仕事が出来る年上の部下今井(要潤)と衝突し自分より収入が少ない夫博樹(上地雄輔)を見つめ直す。
容子は一回り年下のイケメン新入社員の慎太郎(林遣都)に恋をしてしまうが、自分の立場を考えて凹む。
シングルマザーの孝子は子供に寂しい思いをさせないため、仕事や家事をしながら父親役もしようと逆上がりやキャッチボールの練習をしたりがむしゃらに頑張る。


そんな女子たちの話。

僕の愛してやまない麻生久美子と香里奈と加藤ローサが共演している夢のようなキャスティングなので観ないわけには行きませんでした。
それ以外は対して期待していなかったですが、なかなか素晴らしい映画でした。

香里奈のエピソードはファッションや演出もなんだかバブリーで数年経てば、「古っ!」って言われそうな感じでしたが、香里奈が可愛いので良しです。
向井理ボケ、香里奈ツッコミボケみたいな掛け合いでなかなかハイレベルだったと思います。
香里奈ってコメディのセンスいいですね。
結構僕から見ても痛いキャラ設定でしたが、コメディと美貌で全然乗り切ってた感じです。
加藤ローサも超絶可愛かったけど何か松井と結婚したので好感度はちょっと落ちてます。
向井理のキャラは何か昔の自分を見るようで反省でした。
檀れいが観たことないような飛んだキャラで新鮮でした。

麻生久美子のエピソードは要潤が極端に嫌なヤツな勧善懲悪な話で力が入りましたが。後輩を助ける為に捨て身の覚悟で勝負する麻生久美子の姿に最後にはスッゲースカっとさせてくれてちょっとホロッとしちゃいました。

吉瀬美智子は何か今まで出来るキャラを演じる事が多かったイメージですが、ちょっとダメキャラでラストには一番の大爆笑をさらってました。
かなり笑えました。

板谷由夏のエピソードはとても切なく、泣ける感じでした。
世のシングルマザーってこんなに頑張ってるのかな?って、助けてあげたくなるような切なさがありました。

そんなわけで脇役も含め色々な女性の等身大な感じの悩みが描かれていて良かったと思います。

冒頭からキラキラとポップでハイテンションで香里奈だし悪くなかったです。
「お洒落が私にくれる物、プラズマエナジー!」ってフレーズが何か好きでした。
お洒落っていいですよね、色々くれますよね。

「人生の半分はブルーだよ」「自由って不自由だよ」「選択肢が増えると、選んだ道以外があったんじゃないか?って毎回思ってしまう」
など何か心に残る名言も多かったです。

場内は結構混んでましたが、香里奈が出てくれば女子たちが「可愛い~」とか囁いてたし、板谷由夏さんのエピソードでは泣いてる人もいたし。
全体的になかなかコメディも良く大爆笑も起きてました。

ベタでしたけど、演出も良かったし、ここまでやりきれば結構上出来です。
女子じゃなくても共感出来たので、女子はもっと共感出来るかもですね。


そんなわけで8点です。


僕も「100回生まれ変わっても、100回とも女子がいい!」です。
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