メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

リミットレス

2011年10月09日 | 映画
リミットレス を観た。


まるで情報持たずフラっと観てきましたが、僕の好き系な映画で良かったです。

冒頭、いきなり主人公が何者かに追い詰められて高層マンションから飛び降りようとしてるシーンです。
何故こうなったか?

ちょっと前の俺を観てみよう、的な回想ムービーです。

小説家を目指しているが一言も書けず、家賃も払えず、彼女にも見限られたどん底男が、昔の嫁のチンピラな弟に不思議な薬をもらう。

それは普段20%しか使ってない人間の脳みそを100%使えるようにするという怪しい薬。

どうせどん底だからと薬を飲むと凄まじく頭が冴え、一日で小説を書き上げ女にもモテ綺麗好きになり節制し始め、色んな言語を覚えたり、経済を勉強したりする。
彼女ともヨリを戻す。

そしてもっと大きな事をしたいと野望を抱き経済な世界に踏み込みどんどんステップアップして有名人になっていく。
その過程で危険な連中と関わったりする。

恐るべき依存症があるその薬、他にも薬を狙ってる人間たちとの壮絶な奪い合い。


かなりスタイリッシュで斬新な映像でした。

グーグルストリートビューみたいな映像は素晴らしく、でも酔いそうでした。

頭が冴えてく瞬間、画質フィルム色が変わった感じのもう一人の自分が見える感じもなかなかいいセンスだったです。
ジョジョの奇妙な冒険ちっくでした。

デ・ニーロがかなりおじいさんな感じでした。

ラストの決闘はなかなか残酷でした。
が、「お、面白いね!」と思わされました。

僕はいつも映画の開始1分と終わり1分が最も重要だと考えてますが、この映画はそこを見事に利用していたので高評価です。

中盤はちょいと同じようなやり取りが多くてだるかったです。

いずれにせよ新進気鋭な映画で良かったです。


そんなわけで7点。


久々にこんな感じの映画観れて嬉しかったです。
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