メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~

2018年10月01日 | 映画
劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~
を観ました。


人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、
偶然昔の同級生・結城と再会したことで、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。
そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝と知り合う。
レイコのことを知る彼女は、いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。
彼らとの交流に心が和む夏目。
だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。
そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた"妖の種"が、
藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。
どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生が、
なんと3つに分裂してしまう――!?


大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督。
全然知らないアニメですが、劇場版となっているのでTVアニメ等の作品なのでしょう。
知らないアニメ作品を見に行くと結構な頻度であるあるですが、想像以上に支持率があり、想像以上に混んでいたりします。
コレもそんな感じでした。
そしてよくわからないですが若い女性の客が多く、その層に支持されているのでしょうか。
そんな女の子たちのヒソヒソ盛り上がりやちょっとしたシーンでいちいち笑う空気感に馴染めず。
久々に独特の居心地を味わいました。

内容は妖怪モノでまあまあ好みのタイプのやつでした。
妖怪の造形の雰囲気がちょいちょいもののけ姫的だなと思いました。

ストーリーも過去の誤解を解くような、とある人々を通じて最終的に亡き祖母と主人公が通じるような。
日本的で素敵なストーリーではありました。

人間のキャラクターはなかなかいい感じで妖怪もなかなかいいタッチでしたが、
猫だけがキャラクターキャラクターしていてそこはちょっと気になりますね。
おそらくそういうところでアニメ作品は個性やら商売っ気を出すのでしょう。

コメディ的な演出もありますが笑えるような場面は無いです。
ただファンの人達は喜んでいるようでした。

猫の存在でちょっとオタク向けアニメ感ありましたがそれ以外は大まか好みでした。
ひと夏の体験的な物語は日本アニメの風情だなと思いました。


そんなわけで5点。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 散り椿 | トップ | かごの中の瞳 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。