映画 賭ケグルイ
を観ました。
２年華組・蛇喰夢子（浜辺美波）は、生徒会長・桃喰綺羅莉（池田エライザ）とのギャンブルを心待ちにしていた。
２人の勝負の期待が高まる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが生徒会と対立。
組織を主宰する村雨天音（宮沢氷魚）は、過去に綺羅莉にギャンブルで打ち勝ったことのある伝説の人物であった。
ヴィレッジ解体並びに夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒に２人１組で強制参加させ、不参加者を即刻退学の刑に処すギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」の開催を宣言。
生徒代表に選ばれれば活動資金３億円と、自分の人生を望み通りに決められる「人生計画表・白」が与えられるらしい。
非ギャンブルの考えを貫く村雨が沈黙を守る中、村雨の部下である歩火（福原遥）は組織を守るためにゲームに参戦。
夢子は小心者の同級生・鈴井（高杉真宙）と、夢子と共に生徒会に立ち向かってきた芽亜里（森川葵）もかつての対戦相手・木渡（矢本悠馬）とタッグを組み、“学園史上最大のギャンブルトーナメント”に挑むのだった―。
英勉監督です。
かなり好きな監督です。
漫画原作ですが全然知りません、ドラマでもやってましたが見てません。
企画自体は全然食欲そそらないですが愛してやまない浜辺美波が英勉作品に主演ということで必見でした。
試験や運動ではなくギャンブルで優劣を決める学園が舞台のいかにも漫画な設定で。
そこに突如現れた天才ギャンブル少女が次々とのし上がっていくストーリー設定もいかにも漫画です。
その辺はおそらくドラマで描かれたようです。
今作では生徒代表選挙を舞台に反ギャンブル思想の集団を作っているメンバーと生徒会との戦いと、そこにただギャンブルだけを求める主人公という。
三つ巴な構図でのストーリー展開でした。
その反ギャンブル集団のアジトがカメ止のあの舞台で。
あの映画はめちゃくちゃ間取りを観客に示していたので今作もそれが気になってかなり気持ち持ってかれました。
ストーリーそっちのけで間取りに夢中になってしまうほどカメ止の力ですね。
物語はまあクセのある設定の中ではすべて予定調和な感じです。
かなり子供向けテイストでことごとく予想通りな、早送りしたくなるタイプですね。
そんな作品なのに若手の実力派やら旬の俳優が揃っていてかなり贅沢なキャスティングでした。
正直もったいない使い方だな、という気持ちは否めませんでしたが。
英勉作品の良いところは熱血になりそうな展開の中に熱血演出を入れないところだったのですが、今作はおもいっきり入っていました。
それは個人的には残念でした。
ちょっとスケール感出してクローズみたいな格闘シーンもありましたがちょっと中途半端でした。
やっていることはカイジみたいな、作品の中のオリジナルゲームでの戦略戦。
ストーリー上にはどんでん返し要素はゼロですが、ゲーム内には流石にどんでん返しがあります。
そのクリアの仕方もカイジっぽいなっていう印象でした。
ただそれもかなり予想できるというか、強いとされるキャラたちが普通の知能でそれ以外がおバカという感じです。
素材がイマイチなのか相性なのかわかりませんが、期待した英勉作品ではありませんでした。
ただちょいちょい流石な演出はありました。
ギャンブルしてるテーブルが光を放つタイプのやつで。
それは女優さんたちをキレイに見せるに非常に効果的でした。
いわゆる女優ライトと同じでした。
主演の浜辺美波は大好きで仕方ないですが、今作もバリバリに可愛かったですね。
センセイ君主のキャラに近かったですが、このぶっ飛んだキャラは可愛くてたまらないですね。
テーブルから照らされたそのお顔は狂しいほどに可愛かったですね。
その相棒を高杉真宙が演じていました。
ドラマのキャスティングの時点では状況が違ったのかもですが、ちょっと贅沢な使い方ですね。
かなり間抜けで主人公に振り回されるキャラでわかりやすかったです。
森川葵は相変わらずルックスはピンと来ないですが演技は妥当です。
今作はかなりクセの強い演技をしていたのでよりブサイクに見えました。
福原遥がなかなか振り幅の凄い狂気の演技をしていました。
この子もルックスはピンと来ないですが演技は悪くないと思います。
ただちょっと語りが長いし、ギャンブルが弱すぎでパワーバランス崩していました。
大好きな矢本悠馬がらしい役で出ていましたが贅沢な使い方に思いました。
一応コメディキャラでしたが笑いはそれほどでもなかったです。
森川葵との掛け合いは見心地良かったです。
そろそろ普通に主演で人気になっていいと思います。
伊藤万理華って子は初めて見ましたが最近やたら多い元乃木坂の子ですね。
何故か男の子っぽいジェンダーレスなキャラでした。
なかなか整った顔をしていたので普通に女の子の役で見てみたいです。
宮沢氷魚はコツコツと評価を上げている気がしますね。
雰囲気あるイケメンで需要はあると思います。
年々お父さんに似てきた気がします。
池田エライザは大ボスのポジションですが、佇まい専用って感じでした。
居るだけであまり演技をしていませんでした。
エンターテイメント映画としてそれなりに見れますが、わざわざ映画館で見なくて良かったです。
英勉監督としては大分期待とは違いました。
そんなわけで5点。
を観ました。
２年華組・蛇喰夢子（浜辺美波）は、生徒会長・桃喰綺羅莉（池田エライザ）とのギャンブルを心待ちにしていた。
２人の勝負の期待が高まる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが生徒会と対立。
組織を主宰する村雨天音（宮沢氷魚）は、過去に綺羅莉にギャンブルで打ち勝ったことのある伝説の人物であった。
ヴィレッジ解体並びに夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒に２人１組で強制参加させ、不参加者を即刻退学の刑に処すギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」の開催を宣言。
生徒代表に選ばれれば活動資金３億円と、自分の人生を望み通りに決められる「人生計画表・白」が与えられるらしい。
非ギャンブルの考えを貫く村雨が沈黙を守る中、村雨の部下である歩火（福原遥）は組織を守るためにゲームに参戦。
夢子は小心者の同級生・鈴井（高杉真宙）と、夢子と共に生徒会に立ち向かってきた芽亜里（森川葵）もかつての対戦相手・木渡（矢本悠馬）とタッグを組み、“学園史上最大のギャンブルトーナメント”に挑むのだった―。
英勉監督です。
かなり好きな監督です。
漫画原作ですが全然知りません、ドラマでもやってましたが見てません。
企画自体は全然食欲そそらないですが愛してやまない浜辺美波が英勉作品に主演ということで必見でした。
試験や運動ではなくギャンブルで優劣を決める学園が舞台のいかにも漫画な設定で。
そこに突如現れた天才ギャンブル少女が次々とのし上がっていくストーリー設定もいかにも漫画です。
その辺はおそらくドラマで描かれたようです。
今作では生徒代表選挙を舞台に反ギャンブル思想の集団を作っているメンバーと生徒会との戦いと、そこにただギャンブルだけを求める主人公という。
三つ巴な構図でのストーリー展開でした。
その反ギャンブル集団のアジトがカメ止のあの舞台で。
あの映画はめちゃくちゃ間取りを観客に示していたので今作もそれが気になってかなり気持ち持ってかれました。
ストーリーそっちのけで間取りに夢中になってしまうほどカメ止の力ですね。
物語はまあクセのある設定の中ではすべて予定調和な感じです。
かなり子供向けテイストでことごとく予想通りな、早送りしたくなるタイプですね。
そんな作品なのに若手の実力派やら旬の俳優が揃っていてかなり贅沢なキャスティングでした。
正直もったいない使い方だな、という気持ちは否めませんでしたが。
英勉作品の良いところは熱血になりそうな展開の中に熱血演出を入れないところだったのですが、今作はおもいっきり入っていました。
それは個人的には残念でした。
ちょっとスケール感出してクローズみたいな格闘シーンもありましたがちょっと中途半端でした。
やっていることはカイジみたいな、作品の中のオリジナルゲームでの戦略戦。
ストーリー上にはどんでん返し要素はゼロですが、ゲーム内には流石にどんでん返しがあります。
そのクリアの仕方もカイジっぽいなっていう印象でした。
ただそれもかなり予想できるというか、強いとされるキャラたちが普通の知能でそれ以外がおバカという感じです。
素材がイマイチなのか相性なのかわかりませんが、期待した英勉作品ではありませんでした。
ただちょいちょい流石な演出はありました。
ギャンブルしてるテーブルが光を放つタイプのやつで。
それは女優さんたちをキレイに見せるに非常に効果的でした。
いわゆる女優ライトと同じでした。
主演の浜辺美波は大好きで仕方ないですが、今作もバリバリに可愛かったですね。
センセイ君主のキャラに近かったですが、このぶっ飛んだキャラは可愛くてたまらないですね。
テーブルから照らされたそのお顔は狂しいほどに可愛かったですね。
その相棒を高杉真宙が演じていました。
ドラマのキャスティングの時点では状況が違ったのかもですが、ちょっと贅沢な使い方ですね。
かなり間抜けで主人公に振り回されるキャラでわかりやすかったです。
森川葵は相変わらずルックスはピンと来ないですが演技は妥当です。
今作はかなりクセの強い演技をしていたのでよりブサイクに見えました。
福原遥がなかなか振り幅の凄い狂気の演技をしていました。
この子もルックスはピンと来ないですが演技は悪くないと思います。
ただちょっと語りが長いし、ギャンブルが弱すぎでパワーバランス崩していました。
大好きな矢本悠馬がらしい役で出ていましたが贅沢な使い方に思いました。
一応コメディキャラでしたが笑いはそれほどでもなかったです。
森川葵との掛け合いは見心地良かったです。
そろそろ普通に主演で人気になっていいと思います。
伊藤万理華って子は初めて見ましたが最近やたら多い元乃木坂の子ですね。
何故か男の子っぽいジェンダーレスなキャラでした。
なかなか整った顔をしていたので普通に女の子の役で見てみたいです。
宮沢氷魚はコツコツと評価を上げている気がしますね。
雰囲気あるイケメンで需要はあると思います。
年々お父さんに似てきた気がします。
池田エライザは大ボスのポジションですが、佇まい専用って感じでした。
居るだけであまり演技をしていませんでした。
エンターテイメント映画としてそれなりに見れますが、わざわざ映画館で見なくて良かったです。
英勉監督としては大分期待とは違いました。
そんなわけで5点。
