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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

2016年11月27日 | 映画
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
を観ました。


魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は魔法の腕は超一級だがちょっと不器用。魔法動物をこよなく愛する変わり者。
彼の愛用のトランクの中は夢のような魔法の世界、そのめくるめく世界には彼が保護した沢山の魔法動物たちが。
ニューヨークに渡ってきたニュートのトランクから沢山の魔法動物たちが逃げ出してしまい世間は大騒ぎ。
そこで遂に事件が起きてしまい、人間界と魔法界は一触即発の極めて危険な状態に。
ニュートは仲間とともに人間界と魔法界を救えるのか。


ハリーポッター同様J・K・ローリング原作なので、ハリーポッターのスピンオフ的な映画ですね。
監督もハリーポッターシリーズのデヴィッド・イェーツ監督です。

ハリーポッターは結構ダークで殆どホラーでしたけど、こちらはハリーポッターほど怖くは無いです。
どちらかと言うともう少しファンタジーです。
舞台もイギリスからアメリカに変わって居るのでその点でもスピンオフな感じは出ています。

ニュートができる人風なのに結構間抜けでシンプルにうっかりで魔法動物たちを逃がすので、ちょっとストレスでした。
魔法の腕もあるのに、技も道具も一流なのにマイペースに混乱を巻き起こす主人公です。
予告編で観ていた印象と結構違っていたので結構裏切られました。
ドジっぽいキャラでは無いのにドジをしまくると言うのは斬新ではありました。

魔法動物はどれもイマジネーション豊富で魅力的でした。
迫力もあって独創性も豊かで食いつきました。
ただモンハンフリークの自分としてはまるでモンハンな世界観でした。

展開は初期ハリーポッターに近く、権力社会に黒幕が居て裏で悪さをしています。
ニュートの逃した魔法動物と黒幕の思惑が上手いこと絡んでいました。

そんなニュートは最近売れっ子なエディ・レッドメインが演じていました。
最近渋い役をやることが多いイメージがあったのでこういう王道ファンタジーをやるのは意外でした。
しかしやはりかなり魅力的な俳優なのでこの規模の新企画の主役としては相応しいと思います。
腕はあるけどちょっとドジで不器用、それでいてとても心優しい。
そんな要素はあれど結構シャイであまり感情を出さないキャラ設定は素晴らしいと思いました。

キャサリン・ウォーターストンがニュートのサポート役になってしまう女性を演じていました。
なかなかいいはまり役でした。

ニュートに巻き込まれ人間として唯一魔法界に関わってしまう男をダン・フォグラーが演じていました。
このキャラが意外と作品のテイストを作っていた様に思います。
この重要なポジションを小太りのおじさんにしたのはなかなか成功だと思います。

元々ハリー・ポッターは最も内容以上の評価をされている映画のひとつだと思っています。
なのでこの作品もさほど期待していませんでしたが、そのせいか妥当に楽しめました。

新たなシリーズとしてやっていっても良いと思います。


そんなわけで7点。
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