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「ごらん、世界は美しい」

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スパイダーマン: スパイダーバース

2019年03月12日 | 映画
スパイダーマン: スパイダーバース
を観ました。


スパイダーマンことピーター・パーカーの突然の訃報により、ニューヨーク市民は悲しみに包まれる。
13歳のマイルス・モラレスもその一人ーーそう、彼こそがピーターの後を継ぐ”新生スパイダーマン”だ。
ピーターの死は、闇社会に君臨するキングピンが時空を歪めたことでもたらされた。
しかし若きマイルスに彼のさらなる野望を阻止するパワーはない。
「彼に替わって”守る”」
と誓ったものの、不安だらけのマイルス。
そんな彼の前に突如現れたのはーー死んだはずのピーターだった!ただ、彼の様子が少しおかしい。
無精ひげ、少し出た下腹、そしてなんとも適当な性格。
このやつれた中年ピーターは、キングピンが歪めた時空に吸い込まれ、全く別の次元=ユニバースからマイルスの住む世界に来たのだ。
マイルスは真のスパイダーマンになるため、ピーターを師とし、共に戦う決意をする。
「俺達しかいないーー世界を救えるのは」
二人のもとに、別のユニバースから来たスパイダーマン達が集結する。
スパイダー・グウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハム、そしてベニー・パーカーと彼女が操るパワードスーツSP//dr。
キングピンの計画を阻止し、全てのユニバースを元に戻す戦いに、スパイダーマン達が挑むーー。


ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン監督です。
日本だとあまりないですが海外のアニメだとよくありますね。

元来スパイダーマンを面白いと思ったことが無いというか、世の評価ほど楽しめたことが無かったので期待値は低めでした。
スパイダーマンって何回やるの?繋がりもなく節操なく繰り返しやるなって思っていたのですが。

めちゃくちゃ度肝抜かれる超次世代な映画でめちゃくちゃ面白かったです。
映画の内容自体もアーティスティックでストリート的で、それが見事に作品の雰囲気を作り出していて。
映像の質感がかなり独特で鱗っぽいというか網目っぽいというかそういう質感の上に書いたような絵でめちゃくちゃ良かったです。
場面によって映像のテイストが変わったりするのもとてもいい感じでした。
コミック調で凄いハイスピードで事情を説明してしまうのも痛快でした。
内容も映像もテンポもセンスもとことんハイレベルでパーフェクトなアニメ映画って感じでした。
何故スパイダーマンがアカデミー賞?って思ってましたがめちゃくちゃ納得でした。

ストーリーも宇宙物理学を学んでいた自分にはピッタリで多元宇宙論をベースにしたような内容で。
パラレルワールドから基点になる宇宙にいろんなスパイダーマンが集まってきて豪華さったら無かったです。

ストーリー展開もスケールでかくて壮大で壮絶で、ショッキングな展開もあって。

迫力満点で劇場で見るには最高だし、多分何度でも繰り返し見れるような凄い娯楽性でした。


そんなわけで9点。
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