tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

20190503(金・祝) O神社へ

2019-05-03 23:00:00 | 今日の出来事
久しぶりにスカッと晴れたので、布団を干して部屋に掃除機をかける。
坊はいるし、夫婦でずっと家にいるから、掃除機はもっと頻繁にかけたいのだが、
結局今までと同じ週1回止まりになってしまっている。

昼前に近所のパン屋でパンを5個買い求めて、妻と坊と散歩に出かける。
家のすぐそばの川沿いに緑地公園が帯状に続く、23区内では得難い恵まれた自然環境で
(これこそが僕がここに物件を選んだ理由である)、そこをたどってO神社まで片道3kmの散歩。

途中の藤棚の下のベンチで、買ってきたパンを広げる。
妻が1つのパンを半分食べ、その残り半分を僕が食べる、ということを5個分繰り返す。
順番は妻が先がいい。「どこまでが半分だろう?」と気にしながら齧るのが面倒くさいからだ。
パンを食べ終えると、持ってきていたオレンジを剥く。たちのぼる柑橘系の香りが野外ピクニック気分を高める。

O神社は「天皇陛下御即位奉祝」という幟が並び、境内でイベントもいくつかあるらしく、なんとなく騒然としていた。
神社は森閑としている方が好きだ。
妻が授乳を始めたので、その間、僕は持ってきた文庫本を読んだ。
今の季節は屋外でじっとしていても、暑くもなく寒くもなく居心地がいい。

帰り道のミニストップで「令和記念 ソフトクリーム50円引き」の横断幕につられて、
僕はバニラと桃のミックス、妻はバニラのソフトクリーム。
ベンチに腰掛けると、そこらじゅうのベンチでみんな同じソフトクリームを舐めていたのがおかしかった。

来た道を戻って都合4時間の散歩。
いつもながら坊はそのほとんどで眠りこけていた。
それでもちゃんと春の風や新緑の匂いを記憶に刻んでいるだろうか?

夜の坊のお風呂は、いつもと分担を替えて、妻が入浴、僕が体拭きと着付けをする。
このところ風呂上がりの坊はおむつ装着も間に合わないうちにオシッコをするように習慣づいてしまっていて、
それは妻の要領がよくないからじゃないの?と僕はひそかに思っていたのだが、
今日は見事に僕もオシッコを噴射された。
坊は入浴中ずっとしかめっ面に近い表情をしているのだが、それはきっと緊張のためなのだろう。
風呂から出て緊張が解ければオシッコも出るというわけだ。
オシッコを撒き散らされて狼狽するこちらをよそに、実に朗らかな顔をしている。