tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

20190110(木) 一晩に二度も悪夢を見る

2019-01-10 23:00:00 | 今日の出来事
なぜか知らぬが悪夢を見がちである。
今朝方は二度も嫌な夢を見てうんざりした。

一つ目。
僕と母、妹、母の姉妹2人(つまり僕の伯母さんと叔母さん)が
僕の実家近くの国道沿いに立っている。
実家方面に向かうバスを待っているのだがなかなか来ないのだ。
そこにタクシーが通りがかる。
夢の中ならではの不思議なタクシーで、だだっ広い板の上にハンドルが立っているだけ。
「空飛ぶ絨毯」みたいなものを想像してもらえばいい。
僕たちは、ちょうどいい、これに乗ろう、とそれに乗る。
(ドアも何もないただの板なので、ただ足を踏み入れるだけ)。
タクシーは走り出す。いや、「走る」というより「滑る」感じ。
僕は、ちょうどよかった、5人だからバスより安く済むはずだ、と算盤をはじく。
タクシーは国道を快調に滑っていくが、快調すぎて、本来左折すべきポイントを通り過ぎてしまう。
しまった、次の左折ポイントはどこだ?と僕は狼狽する。
タクシーはまったく見覚えのないマンション群の中を過ぎていく。
仕方ない、そこで左に曲がってください、と僕はドライバーに指示を出す。
左に曲がる。心細い路地だ。明らかに間違えた感じがするが、構わずそのまま進む。
大きな工場の裏手に入っていく。見覚えのない工場である。
結局タクシーは、工場の裏庭のような場所で行き止まりに当たってしまう。
鉄屑が散らかって地面に赤錆がにじみ出ているような、「いかにも」な工場裏だ。
ダメだったか。しょうがない。Uターンしてください、とドライバーに言うと、
ドライバーはその場でタクシーの床部分(つまり僕らが乗っていた部分)を破壊してしまう。
それはコンクリートでできていたようで、赤く錆びた地面の上で、
砕けたコンクリートの欠片が白い埃を上げている。
ドライバーは何かモゴモゴと言っていたが、僕が行き詰まってしまったことは間違いないらしい。
バスを待たずにタクシーに乗ってしまったことが裏目に出たのだ。
不快な気分が極まり、目が覚める。

二つ目。
自宅に帰ってくる。
妻が出てきて、トイレの改修工事が終わったよ、と言う。
どれどれ、と僕が仕上がりを見に行くと、張り替えた壁のタイルの下隅にひびを見つける。
おいおい、これはひどいじゃないか、と僕は妻を呼ぶ。
呼びながら振り返ると、なんとそちら側は一面、壁が剥がれて家の構造材がむき出しになっている。
いったいどういうことなんだ!と頭にきて、そこで目が覚める。

現実世界で僕が実際に体験した嫌な出来事が夢の中で再現される、というのならまだわかる。
だが、まったく文脈も筋道もわからないストーリーが勝手に僕の脳内で展開され、
その中で僕がひどい目に遭う、というのは意味がわからない。
あまりに理不尽じゃないかと思う。

いい夢を見られるようにするにはいったいどうしたらいいんだろう?