Tokunaga Sound ☆ 昨日~今日 そして 明日へ


徳永延生がつぶやきます

クロマチックハーモニカ。時々ゴルフ‥

超超低音域をクロマチックハーモニカで

2019-07-10 06:52:04 | ハーモニカ


SUZUKIの

バスクロマの吹き方を

この3~4日間
一生懸命研究しています。

超超低音域を
クロマチックハーモニカで
奏でることは昔からの
私の夢でした。
 
どうしても
4オクターブのHOHNERの
64ハーモニカを吹いていても
 
もしさらに低い音が何個か出たら
どんなに自由に
音楽を表現できるだろう?
そういう夢を見ていました。
 
自分で4オクターブの
ハーモニカ改造しようと思っても
出来るものではありません。
 
そして、何より
ハーモニカだけのアンサンブルを
アレンジするとき
 
私は
コードハーモニカや
バスハーモニカは使わず
 
クロマチックハーモニカだけ
4人とか5人で
色々な曲をアレンジしますが
 
その時、64の超低音域を使って
かなりの事は出来てきました。
 
しかし、やはり
ウッドベースや
エレキベースのような雰囲気とは
ほど遠いものでした。
 
それが、このSUZUKIの
バスクロマを使ったら
可能になるのです。
 
世界中の
ハーモニカアンサンブルの形態も
大きく変わるかも知れません。
 
 
 
それらを可能にするためには
まず美しい超超低音を出す
トレーニングが必要です。
 
そして、
滑らかなメロディーは
もちろん吹けて
 
さらに大事なことは
 
リズムを生き生きと表現するだけの
アタック音、そしてそれを
ウッドベースのように
自然に減衰していく減衰音、、など
 
心地よいサウンドを出すテクニックが
必要になってくると思います。
 
今までの64の
4オクターブの音域での出し方では
バルブがビリビリ、バリバリ言って
使い物になりません。
 
そして、少し力を入れすぎると
音が詰まってしまいます。
これはアゲミの調整が
もっともっと必要です。
 
バリバリ音は
同じ穴の吹き吸いの切り替え時の
空気の入れ方に鍵があると思います。
 
4日前のボニーラのライブでは
レフトアローンをバスクロマで吹いて
大失敗しました。
 
Left Alone-Chromatic Harmonica
 
一番左の穴のレの音を
ロングトーンで伸ばしたとき
バルブがビリビリどころか
バリバリ、バリバリと
雷が落ちたような音が出て
止まらなかったのです。
お客様から大きな笑いが起こりました。
 
あれから3日
少し判ってきました。
アゲミの調整です。
これは自分でしなくてはいけません。
 
タンギングや
フォルティッシモにも対応でき
ピアニシモでもきれいな音が出る
アゲミの調整は不可欠です。
 
まだまだ課題は一杯ありますが
 
世界中のクロマチック奏者に
大きな夢を与えてくれるバスクロマ!!
 
これからも奏法の研究と
チュンナップの仕方など
頑張っていきたいと思います。
 
今朝は「テキーラ」を
バスクロマで挑戦してみました。
 
 
 
リズムにしっかりと乗って
アタック音も出して、、
 
いやいや難しい!!!
 
でも可能性は絶対にあります。
もっともっと研究します。
 
超超低音域での
ビブラート、タンギング、サブトーン奏法、
オクダーブ奏法、、など
 
今朝のテキーラでは
ダルセーニョしてきたときの
オクターブ奏法を使ってみました。
そして、最後の最後に
Tokunaga Soundの極み
サブトーンです。
テキーラの前に
「赤とんぼ」をバース代わりに
吹いてみました。
超超低音域でいかに歌うか、語るか、、
そして、リズム感が感じられる
アタック音への挑戦、、
それが出来れば最高ですね!
(現状はまだまだですが、、)
それではお聴きください。
今朝の曲は
「テキーラ」です。

 

Tequila---Chromatic Harmonica

 


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