古城山頂上から美濃の町並みが一望できる。遠くの中央の小さな突起は金華山。
権現山頂上付近からの御岳(右)と乗鞍岳
久しぶりにMTBで走ったせいで膝を痛めてしまった。犬山市から可児方面に向かう大平林道の坂での無理なペダリングのせいだと思う。更にキャンセルする勇気もなくスキーツアーにも参加したので、ますます膝がおかしくなり、このまま好きな山登りもできなくなるのではないかとかなり心配させられた。やはりこの年齢での無理は禁物だ。MTBツーリングから2週間ほどが経過し、幸い少し痛みが気にならなくなってきたので近場の里山で膝の調子をみることにした。2月12日に美濃市の古城山、14日に関市の権現山を歩いてみた。いずれも1時間程度で登れる里山です。
2月12日 古城山
運動公園を9:58にスタート。広々とした駐車場には数台の作業者の車があるだけで閑散としている。どの山が古城山で、どこが登山口かも分からないのでしばらく右往左往したが駐車場の端近くに登山コースの概念図があり、それを参考に登山口に続くと思われる舗装路を進むと5分程度で無事に登山口の看板のある所に到着した。ここから頂上までは特に記憶に残るような所もなく淡々と登り約1時間で古城山の頂上に到着した(10:50)。迷うようなところも、危険なところもないので地元の人が毎日、トレーニングする場として、もってこいの山だ。頂上は広々としていてXX城址と書かれた立派な石柱と休憩舎があった。展望もそれなりにあり、山の名を記した方位盤もあるので初めて来た人にも楽しめる山と思う。11:07、下山開始。帰りは周遊の為に、来た方向と反対側の道を下った。途中に休憩舎もあり、道も整備されている。のんびりを歩いても1時間かからずに運動公園に到着(11:55)。歩行距離が短かく、少々、物足りなかったが、心配した膝に痛みはなく(翌日も痛みなし)少し安心できた。
2月14日 権現山
古城山の翌日13日も膝に痛みが出なかったので、一日おいて、14日には関市にある権現山へいった。ここも登り1時間程度の歩きである。9:55、車の駐車地をスタート。5分で登山口に問着。前日の雨のせいで道がぬかるんでいるところもあったが、総じて気持ちの良い登りが続く。古城山では階段の多さに少々、閉口したが、ここは普通の登山道で歩き易い。予定通り1時間で頂上に到着。天気は午後から崩れる予報で、空が暗くどんよりしていたが、それでも展望はなかなかのものだった。特に白山の迫力ある姿には感動した。権現山からの展望は全く期待していなかったが、御岳、乗鞍、中央アルプスなども綺麗に見え、予想に反した展望の良さにトクトク気分だった。時々トレーニングで行く納古山の全容が初めてこの目で確認できたのも良かった。頂上には三角点と方位盤が設置されていた。ここの頂上も広かった。端の方に”下山コース”という標識があったので、どこへ下るかわからなかったが、おかしくなったら登り返せばいいので、その方向に下ってみたら乙女滝というところへ出た。この乙女滝は一枚の20mほどの滑岩をまっ直ぐ、垂直に水が流れ落ちていて見事なものだった。権現の滝の少し離れたところにあったが、こちらの方は大したことはなかった。ともに伝説が書かれた説明板が近くに設置されていた。ここから少し下ると登山コースの概念図が書かれた標識があり、歩いたコースが理解できた。その後、立派な林道にでて更に進むと登りの登山口に続く分岐に出て駐車地に戻ることができた。このコースも特に危険なところはないが、強いて言えば下部のミニゴルジェ帯の上の方の道から落ちないようにスリップに注意するくらいであろう(落ちれば生命の危険あり)。特に落ち葉の季節は神経を使うかもしれない。12:15頃、駐車地に到着(ここは1台しか停めれない。逆コースの登山口なら豊富に駐車できるところがある)。のんびり歩いて、滝も観光して2時間少々の里山歩きでした。
2回の里山登山でなんとか膝の不安が軽されたのが嬉しい。
<写真、後日掲載>
・古城山登山の写真
・権現山登山の写真
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