トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2019.11.01 納古山 エイトループハイク

2019-11-01 15:48:16 | ブログ

御岳遠望

エイトループコース

久しぶりに近郊の山、納古山へいってきました。納古山は朝、思い立っても手軽に登りに行けるので名古屋やその周辺に住む人にとって人気の山です。一般的には上麻生駅方面から登るコースをほとんどの人が使います。しかし車で登山口まで行って登り始めると頂上まで1時間少々しかかからないので歩くことを楽しみの一つにしている人には少し物足りません。ということで、この山でも5時間以上かかるコースを自分なりに考えてみました。それが今日、歩いてみたエイトループコースです。8ループコースは、木和谷支流の中級コース ⇒ 納古山 ⇒ 西尾根下降 ⇒ 三和町納古口コース ⇒ 納古山 ⇒ 木和谷初級コースをたどる丁度、8の字のようなコースになり、自分が勝手につけた名称です。私が少しだけネット検索した結果ではこのコースの記録にヒットしませんでしたので、ルートがあるという知識以外は何の予備知識もないまま出かけることになりました。

7:45駐車地をスタート。8時丁度に登山口着。登りは木和谷支流の”中級コース”にコースをとる。過去に3回ほど来ているが完全にどんなコースだったのかを忘れていて、途中の岩場では、 ”こんなところがあったんだ”と驚いてしまった。今日は快晴にちかく、途中から御岳や恵那山もよく見えた。9:00に頂上に到着。登山口から丁度1時間かかった。頂上にはカップル1組が楽し気に食事を作っていた。しばらく休憩した後、地図とコンパスで方向を定め、西尾根を下り始めた。しかし予想外に踏み跡もしっかりあり、赤テープもあるので迷うようなことはなさそうだ。ただ、この尾根はつまずいて転倒したりすると大事故になる所が多いのでバランス感覚が衰えた我々の世代は慎重な足運びが必要だ。2か所、目視で30Mほどの登りがあり等高線に現れるので国土地理院の地図で現在位置の確認ができた。下りに精神的に疲れてきたころ、やっと林道に出てほっとする(10時10分)。ここまで1時間程度だが、やはり未知のルートは気を使うので長く感じた。林道からの登山入り口には赤テープ以外何もないので、ここのコースを初めて登りに使う人は、ここが登山口とは恐らく確信できないのではないだろうか(赤テープは登山道以外にもあちこち使用されているので)。国土地理院の地図ではここから林道をショートカットの道があるはずだが探しても見つけれなかった。仕方なく、次の登り口に決めている納古口まで林道を歩くことにした。林道は所々草が生い茂り、苔むして今では使用されていないようだ(途中の林道分岐で、この林道側は鎖で閉鎖してあった)。時々現れる分岐林道に一度だけ方向を誤りかけた。さきの西尾根の登山口には標識類は一切なかったので納古口の登山口が果たしてわかるかどうか不安な気持ちで林道を下った。10:53に登山口に続く林道分岐点に到着。そこには予想外の”のこりん”というキャラクタの絵と大き字で納古山登山道と書かれた真新しい立派な案内板があって不安が吹き飛んだ。ここから沢沿いに林道を歩いて奥へ進み11時8分に綺麗な標識がある登山口についた。この道はジムニーくらいでないと苦労するだろう。一安心してこの入り口で10分ほど休息をとり、11時20分に登山開始。ルートは谷筋に取られている。途中、”谷に沿って歩け”という標識があった。20分~30分ほど歩くと沢を離れ尾根にとりつく。すぐに尾根に上がることができ、気持ちの良い歩きが続いた。尾根の上部にくると展望のよい休憩適地がふんだんに現れ、ついつい足が止まってしまう。12時10分に朝、登ってきたコース合流し、12時13分に今日2回目の納古山頂上についた。富士山こそ見えなかつたが、南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍、白山、大日岳などなど360度の展望を楽しんだ。20分ほど休憩してから最後の下山にかかる。下りは8ループの為、木和谷の初級コースを下る。初級コースは最後の林道歩きが長いのが難点だ。いい加減に林道歩きに疲れてきたころ愛車の待つ駐車地に到着した(13時41分)。 今回の8ループは順調に行って8時間くらいがかかると思っていたが、約6時間ですんでしまった。それでも頂上ピストンでは物足りないと思っている納古山愛好者には是非おすすめしたいコースです。


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