朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

カミングアウトしま~す!私ひきこもりでした~でも生きものが・・・

2013-01-20 00:44:00 | ペット
ホームセンターのトイレに節電中と書いてあり、そうなんだ~とウオシュレットを使ったら冷たい水が出てびっくりしたかれんです。あれは要注意ですね

いきなりですが、私ひきこもりでございましたニ十代の半分はひきこもりで消費いたしました家庭事情が難しかったのとストレスでともかくうつ状態でありました仕事もできなくて毎日が苦痛でした

自殺しないですんだのは、当時飼っていた鳥さんのおかげでしたはやと君というルチノーのオカメインコさんでした。もしも私がいなくなったら、この子はだれがお世話をするんだって考えると踏みとどまれました

また、当時は熱帯魚を飼っておりまして、特に海水魚のトゲチョウチョウウオのトゲオ君も私の心の支えでしたチョウチョウウウオの飼育は一筋縄ではいきません私しか世話できないんだって思うとなんとかかんとか生きている事ができました

でも、仕事が出来ない私は生きていていいのかな、と悩み苦しむ日々でした。幸いにもお金は当時貯金がけっこうあり、飼っている子に不自由させる事はありませんでしたしかし苦しい。お薬も処方され、治ればいいと一生懸命飲むんですが効果は薄くなんともどうしようもなくて自傷したりで・・・黒歴史

ところがところが、何年も過ぎたある日のこと、新聞に「ペットショップのスタッフ募集中」のチラシが入っており、なんだか自然に応募してみようかなって思えて、勇気を振り絞って電話すると明るい店長さんで、トントン拍子に面接に進み、かなりの倍率だったのですがなんと受かってしまったのです新しいお店で知らない人ばかりでもとにかく人手が少なくて忙しくってしかも担当の生き物を買う人には、すごく時間を割いて説明したのでますます忙しく、忙しいうちになんか苦しい気持ちが薄れてきて、明るくなってしまいました

ある時、店長に「何で私を選んでくれたんですか」と聞いたら、「飼育経験が豊富だからね」と答えてくれました。私以外はみんな動物の専門学校を卒業している人でした。でも、いままで飼育してきた生きものたちが、私を助けてくれたのですすごく大きな恩返しでしたまた、生き物に対して妥協しない私の姿勢も評価してくれて、不適切な飼育をする人にお説教をかます私を怒りもしないでかえって良いとまで思ってくれました

まあ、可哀そうな子はできるだけ引き取りましたし、具合の悪い子は寝ずの看病もしましたゆえに貯金は減りましたというかほとんどさようならでしたがかまいませんでした。だって充実していました

難しい家族関係でしたが、必死に生きものを助けようとする私を見て、家族も次第に変わりました特に鳥さんには力を入れていましたので看病する子も多く、疲れきって寝てしまうと代わりにそっとお世話をしておいてくれたり、増える鳥さんに呆れつつも可愛がってくれて、すっかり鳥さんラブの家族に母はおかげで挿餌がものすごい上手です。鳥さんの扱いも手慣れています父も鳥さんラブ妹も弟もみんなみんな鳥さんラブです

社長交代とともに経営方針の違いから私は辞めてしまいましたが、まあひきこもりからは脱出成功今に至ります。

なので今ひきこもりの人も、いつか必ず脱出のチャンスが来ると思いますので、生き抜いて下さい

残念なことに、オカメのはやと君は肺水腫で早世いたしましたチョウチョウウオのトゲオ君は、なんと八年も生きてくれましたまともにチョウチョウウオを病気にさせずに長生きさせている人はそういないと思います。大抵切り花のように死んでいくだけです安価ですし、扱いが雑です水族館などでも切り花的扱いをしているのを見かけます他のペットショップの海水魚担当の方は、八年飼育したと聞いてすごく驚いていました家庭の水槽で八年はトゲオ君、頑張ってくれたと思います後悔しているのは、ヒーターの故障で亡くなったことです。これさえなければ元気いっぱいでしたから十年以上生きてくれたはずです。冬だったので運が悪かったのですが、製品を過信していた私もいけませんでした。本当に申し訳ないですおせっかいかもしれませんが、チョウチョウウオは飼育が難しい部類に入ります。白点病になりやすいのです。しかも小さな子は一日四回はご飯をあげないと死にます。五百円玉ぐらいの大きさの子は、そのぐらい頻繁にお世話しなければやせ衰えて死にます。かといって大きい子は神経質でご飯を食べてくれなかったりします。お仕事中に餌を自動的にあげる機械もありますが、人工飼料でないと使えません。チョウチョウウオは概して人工飼料に餌付きにくいもので、よほどの覚悟がないと長生きさせられません安くてかわいいので気軽に買っていく人を見ると、悲しくなります・・・あらら、いまだにお説教のくせが抜けませんね私はペットショップでそれはまずいでしょうというのを見ると、今だに容赦なくスタッフにお説教してしまいます怖いお客さんと思われている模様ですが、そういう人も、いていいかなと思います。そのうちスタッフと仲良くなってしまったりします

むやみに文句を言うなという意見も一理ありですが、私の経験からいうと、お説教する人も必要です。スタッフが気を引き締めてくれるからです私もお客さんに育てられた経験があります。うっかりフェレットの水がないのを見過ごしていたことがあったのです。怒ってもらってよかったですニ度と同じ失敗をしませんでしたから。

・・・まあ、落ち込むこともありますけれど、私は元気です(パクリ)