覚えてくれていた宅急便のお兄さん～顔の広いレイ君

年末、スカイ君が逃げてしまった原因が、鳥かごの突然の崩壊。しかも、動物病院の帰りで外だったので運が悪すぎます。事前に鳥かごの点検をしておいたのにこの事態なのでメーカーに苦情のメールを入れました。当然、金品の要求が目的ではありません。なぜ崩壊したのか、いい加減な設計なのかの追及と使用している人がまだいるんだからその人たちに警告してほしいというのが主旨です。

年明け、恐る恐るといったかんじで電話がかかってきました。でももちろん設計に詳しい人ではなくて苦情係りといった感じの人だったので、突っ込んだ会話には付いてこれないようでした。その人に怒りをぶつけても仕方ありません。穏やかに話すように心掛けました。

「では○日に鳥かごの返送の段取りなどについてお電話さし上げます。」

と言われたので、まさかもう少し詳しい人が電話をかけてきてくれるんだろうなと思い、仕事が休みなので詳しく聞くことができると期待して電話を切りました。

ところがまた運の悪いことに、突然その日に仕事が入り、電話対応を家族によくよく頼んで仕事に出かけました。

と、いきなりメールが来ました。

「いきなり宅急便のお兄さんが来たんだけど！鳥かごを引き取りに来たって！渡しちゃったわ」

・・・全く話が違います。しかも証拠品を取り上げられた形になってしまいました。圧倒的不利です。汚い、汚いよ！！

「ああ、もうあのメーカー、証拠品を持ってっちゃったからろくな返答してこないよ。第三者に検証してもらうべきなのに。」

・・・母は、宅急便のお兄さんにしゃべる鳥が逃げたのよと話したそうです。そうしたらお兄さんは驚いて
「あのオウムが逃げちゃったんですか？」
そう、玄関から見えるところに置いてあるソロモンオウムのレイ君がいつも「はいどうぞ～」と言うのを覚えていてくれたのです。今は冬なので扉をしめ切りにしていますので見えませんが、夏は扉が開いていてリビングのレイ君がちゃんと受け答えをするのを見ていてくれたのです。家には鳥さんの通販が頻繁に来るのでいつものお兄さんは覚えてくれていたのです。

私はあのうそをついたメーカーより、お兄さんのほうがよっぽど誠意があると思いました。今度からは何かを送るときは絶対お兄さんの会社を使います。ありがとうお兄さん。こらからはヤマト運輸を沢山利用しますね！！

そしてあの嘘付き会社の製品は、ペット用品のみならず幅広い製品を出していますがもう絶対買いません。許さない！！