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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

池田道彦「今日も舞台を創る」

2023-08-28 13:24:10 | 日記
池田道彦さんの「今日も舞台を創る」です。
タイトルからお分かりの通り、池田さんはプロデューサー。
一時代を築いたナベプロから独立し
「アトリエ•ダンカン」という制作会社を設立。
1970年代から多くの舞台に携わっていらした。

なかで、なんといっても
「SHOW GIRL」でしょう。
初演は、1974年だそう。
88年まで、年末の風物詩として
まだ西武劇場と言ったPARCO劇場で
16公演行われた。
異様にチケットの獲れない公演で、
毎年往生したことを記憶しています。
木の実ナナさんと細川俊之さんの2人芝居。
途中にショータイムが挟まる。
まさに、歌って踊って•••
なんとも都会的なショーでした。

今でも覚えているギャグ。
ニューヨークのホテル。
サンドイッチを夜食に頼もうとする2人。
細川さんが、うまく頼めない。
と、電話をひったくった木の実さん。
「パーン」を連呼し、身振り手振りで注文する。
笑えました。

もう1作品。
「金子由香利リサイタル 公演通りのシャンソニエ」
こちらもPARCO劇場。
1979年から86年まで。
確か山口百恵さんが
「私は、この人の前てば歌えない」と言って
人気に火が付いたのではなかったかな。
カーテンコール 純白のドレスに身を包んで登場する
金子由香利さんが素敵でした。

こうした作品の裏話が満載の本。
面白かったです。


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