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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「林家九蔵襲名問題」

2018-03-04 10:59:56 | 日記
スポーツ紙によると、「笑点」でお馴染みの三遊亭好楽師匠のお弟子さん好の助さんが、師匠の前名である「林家九蔵」を継いで真打ち昇進する予定だったのが、林家正蔵師匠 その母親•香葉子さんからOKが出ず、中止になったということです。
好楽師匠は、先代正蔵師匠に弟子入りして、師匠没後 先代円楽師匠門下に移った。つまり、現正蔵師匠とは、直接のつながりはない。今回の襲名に関しても、先代正蔵師匠のご遺族 一門の兄弟子である木久扇師匠の了解は、得ていたということ。既に披露目の準備も進めていて、演芸専門誌の「東京かわら版」にも「林家九蔵真打ち昇進落語会」の案内も、載っています。
落語界のしきたりからすると、やはり、林家の留め名である「正蔵」を持つ海老名家への挨拶は、欠かせないのでしょう。そこを怠ってしまったのであれば、好楽師匠側の落ち度という点は否めない。
「三遊亭一門に林家の亭号は•••」
「落語協会の人間ではない」
という正蔵師匠の言い分も、理解できる。
が、そこは、おおらかさが売りの「芸人社会」として、なんらかの解決策はなかったのかなと、一ファンとして残念に思います。