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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

中井貴一&佐々木蔵之介 「嘘八百」

2018-01-19 10:31:39 | 日記
中井貴一が古物商 佐々木蔵之介が陶芸家に扮し、共に かつて苦い思いをさせられた 近藤正臣演じる大御所鑑定士を騙そうというお話。
こういうプロットだと、かつての名作「スティング」思い出す方も多いと思います。私も、そんな期待しながら観に行ったんですが、さすがに そこまでの爽快感はありませんでした。
小池(中井)は、目利きなんですが、人が良く 騙されやすい古物商。一方、野田(佐々木)は、以前は、将来を嘱望された陶芸家だったんですが、今は贋作専門。2人が恨みを持つのが、棚橋(近藤)という大御所鑑定士。ひょんなことから知り合った2人。力を合わせて「利休の茶器」の贋物を作り、棚橋を騙そうとします。さて、2人の計画は成功するでしょうか? というお話。
舞台は堺。野田の行きつけの飲み屋「土竜」が、贋作仲間の集まる根城になっているんですが、坂田利夫 木下ほうから、いかにも胡散臭そうなメンツが集まっているのが、関西らしく面白い。棚橋を みんなが寄ってたかって騙そうとするシーンも、ちょっと緊張感も漂い、よく出来ています。で、無事リベンジ成功するんですが、この映画 そこから もう一捻り加えている。どうだろう? いるのかな? 私は蛇足だと思いましたが•••