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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

中年男女が右往左往!ラッパ屋「父の黒歴史」

2018-01-28 11:01:15 | 日記
まだしばらくは、寒さが続くとのこと。2月は、もっと寒いと新聞に書いてありましたが、一体どうなっちゃうのかしら? ま、そんなことばかり言っていても仕方ない。劇場通い再開!ということで、ここからしばらく予定が詰まっております。
まず、紀伊国屋ホールで上演中のラッパ屋第44回公演「父の黒歴史」です。なんか このところ客入りがイマイチだったんですが、今回は、割と良い入り。ファンとしては嬉しい限りです。
おかやまはじめ 木村靖司 福本伸一 大草理乙子 三鴨絵里子 岩橋道子ら劇団員勢揃い。毎度お馴染み 中年男女が繰り広げるコメディ 笑わせていただきました。
今回は、90歳の富坂光文が主人公。因みに、光文とは昭和と改元された時に、一時候補として上がっていた名前。で、光文さん 息子に昭和 孫に平成と名付けている。この主人公 なかなかの艶福家で、妻2人 愛人4人の間に、息子2人 娘6人を作り、全て認知しているという豪傑。「百円ライター」で財を成し、90歳になった今も、現役社長。で、この男が 市長選に立候補すると言いだしたので、家中大騒ぎ。行きつけのスナックで知り合った選挙プランナー さらに参謀に抜擢されたスナックのママ。彼らも大張り切りで、騒ぎは大きくなるばかり。一方、選挙応援の準備をしていた息子が、物置きから光文の日記と共にピストルも発見したものだから、騒ぎは別の方向に。「父の黒歴史」は発覚するのでしょうか?
ドタバタコメディから、ラッパ屋お得意のハートフルコメディへ。このあたりは、脚本の鈴木聡が上手い!我々アラ還が、落ち着いて観られる稀有な劇団として。益々のご活躍をお祈りしたいと思います。