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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「もしもピアノが弾けたなら」・・・「ショパンに天使の歌声を」

2017-01-30 10:35:11 | 日記
有楽町の角川シネマで上映中の「ショパンに天使の歌声を」です。全く奇をてらわない作品で、好感持てました。
60年代のカナダの修道院が舞台の作品です。修道院が運営している音楽教育に重点を置いた名門女子校。が、新たに就任した総長は、経費がかかる、この学校にいい顔をしません。財政難の折から、廃校を考えます。校長のマザー・オーギュスティーヌは、この学校が命。なんとか存続させるために、マスコミや町の有力者の力を借りようとします。そんな時、校長の姪・アリスが転入することに。アリス なかなかの問題児で、旧態依然のこの学校に馴染めず、他のシスターたちと衝突を繰り返します。が、彼女には、天賦のピアノの才能がありました。オーギュスティーヌは、彼女にコンサートで賞を獲らせ、学校の存続を図ろうとします。そして・・・
バッハ モーツァルト ショパンなど、クラシックの名曲が次々と流れ、それ聞いているだけでも、心が和む作品です。それと、アリスを演じたライサンダー・メナードという子が、抜群に可愛いし、素晴らしい。パンフレット見たら、ピアニストとしても活躍中のようです。私、クラシックには全く疎いですが、ラスト ショパンの「別れの曲」を演奏するシーンは、心震えました。そしてそして、彼女の親友役・スザンヌを演じるエリザベス・トレンプレイ=ギャニオンもよかった。スザンヌ ちょっと吃音気味。実際の彼女もそうらしいのですが、そのスザンヌが、アリスのピアノに合わせて歌うシーン。「別れの曲」に詞をつけた「悲しみ」というシャンソンとのこと。これも、綺麗な歌声で素晴らしかった。
しかし、こういう映画観ると、いつもしみじみ思います。ピアノが弾けたらなぁ・・・