田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

青森・北海道旅行06

2010-09-14 21:36:00 | その他
 シリーズ再開です。
海底トンネルの坑道を見学したら、もう余り時間がないのでタクシーを呼ぶ。来たときはバスだったが、帰りもバスにすると、本数が少ないのでこの先の行程が厳しくなってしまうのだ。

 記念館の全景写真。アジサイが満開なのがわかる。あたりにはまったく民家やら商店やらの建物がなく、ただ荒涼とした草原だ。そんな中に突然というか不自然にと言うか、こんなモダンな建物が1棟だけが建っている。お土産や以外に食堂もあるから、時間に余裕がある人は龍飛崎を見ながら食事も楽しめる。


 外は「道の駅」になっているようで、大きな駐車場(何しろ周囲は何もない草原だから、平らに均しさえすれば駐車場はいくらでも作れるのだ)とトイレがある。自販機があったかもしれない。そして野ざらしでこんな展示物たちが置かれている。坑道へ至る斜坑を下るための傾いたトロッコ車両。


 こっちは坑道を水平移動するための、傾いていないトロッコ車両。


 トンネル内に敷かれた3線軌道。在来線と新幹線が通行可能というわけだ。
 道の駅と名乗っているが、いわゆる道の駅として利用している車両は見当たらない。青函トンネルが開通して幾星霜、今となっては訪れる観光客は少ないのだろう。建物もだいぶ傷んでいたし、展示物も壊れて動かないものが結構あった。そしてこれらの野外展示物も、龍飛の厳しい自然環境の中で朽ち果てつつあった。


 タクシーが来たので早速乗り込んで三厩駅の戻る。これは駅前にあった地図看板。右下の赤い三角矢印が三厩駅で、左上の緑の丸が龍飛崎。こうして見ると結構いい距離がある。 


 三厩は終点の袋小路駅だから、当然来た道を帰る。これが帰りの気動車で、来たときと同じ型。


 最後に、三厩のホームから見えたこれ。これは一体なんだろう?駅構内ではなくすぐ横の恐らく私有地の畑の中にある。何かに役に立っているふしがまったくないが、それにしては凝った造りの小屋だ。


 次の目的地は、青函トンネルをくぐり北海道上陸である。