田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

東京近郊日帰り旅1

2008-06-04 23:00:38 | その他
 え~、秩父鉄道フェスタシリーズが全然終了してないんですが、6月1日(日)の天気が良かったので、東京近郊日帰り旅に行って来ました。
 使った切符はJRのフリー切符「ホリデーパス」で、土曜か日曜の1日有効で大人2300円。子供は半額の1150円。家は夫婦に子供1人の3人家族なので、切符代は5750円になる。ホリデーパスは東京近郊を大きくグルッと囲んだ大きなフリーエリアが特徴で、JR以外に東京臨海高速鉄道線と東京モノレールがフリーエリアに含まれている。
 さて今回のコースは、川越線を八高線直通で八王子に向かい、相模線で湘南方面に出て、鎌倉を回り横須賀で昼食、その後品川から浜松町に回り、モノレールで羽田空港に行って飛行機を見て、またモノレールで天王洲アイル迄帰り、臨海鉄道線から直通で川越線に戻る1周ルート(って、この手の解説は余程鉄道に詳しくない人には何の事やら分からんよね)



 川越から、川越線~八高線と直通し八王子まで行く便。何せ単線区間だし、やたらと田舎だから、新緑の生えそろったこの時期、森の中を走っているような区間が連続する。



 八王子で相模線に乗り換える。八王子は東京西部の大きな町だ。昔は「田舎」のイメージだったが、すっかり開発されて都会になった。ここから橋本までは横浜線も同じ線路を走っている。どちらもローカル線だが、相模線の方はやはり単線区間が多く、交換待ち停車だらけの上、本数自体も少なく、よりローカル色が強い。



 相模線、通称「がみ線」の終点、茅ヶ崎で東海道本線に乗り換え、藤沢に移動する。ここで江ノ電に乗り換えるが、この路線は私鉄でありフリー区間になっていないので、鎌倉まで別料金大人290円、子供150円が必要なのだ。江ノ電の藤沢駅はJRと少し離れた江ノ電ビルの中にある。暗いが、こんな感じの端頭式ホームで4両編成が止まれる長さを確保してある。夏場の湘南を通る江ノ電は観光客に大人気で、ホームも客でいっぱいになった。



 入線して来る江ノ電の車両。2両一組が2個くっついて4両編成になっている。



 車内にこんなステッカーが貼ってあった。
基本的には専用軌道を通るが、一部で路面電車のように自動車道上を走る。特に腰越のあたりはさほど広くない道路を自動車と境なく併走する。
専用軌道とはいえ、民家の軒先をかすめるように走る。沿線では写真撮影の鉄道ファンやらイーゼルを立てて絵を描いている人が多数居た。



 終点鎌倉駅にて。この車両は古いタイプで床が木製だった。新型車両ばかりになりつつある中で、こいつに乗れてラッキーだった。