何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

奇跡

2014年09月14日 21時45分29秒 | Weblog
昨日は、小学一年生の孫のひなが調子が悪くて買い物にも行けないからきて欲しいと連絡があり。
典子さんと出掛けた。

ついでに、いっしょにご飯を食べて帰って来た。ひなは苦しそうに寝ていた。何もしてあげられないので少しだけ背中を撫でた。この子の成人する姿は見れないんだなと思うともっと何かをしてあげたい、そう思うけど何も出来ない僕である。

典子さんが下の子を風呂に入れている時、娘のゆいと病気の事を語りあった、進行はゆっくりとわかっているからか、娘もアッケラカンとして話してくれた。
最後に、「お父さんは肺炎で死にかけても自力で蘇ってくる人だから、10年もあれば奇跡起こすんじゃ無い!。」と。

医療の進歩は猛烈なスピードで進んでいる。甘い希望は持つ気は無いが、娘の言う奇跡は起きるかも知れない。

七転び八起き

2014年09月14日 09時28分50秒 | Weblog
朝、資源ゴミの段ボールを出そうとして、ベランダにまとめてあった段ボールの束を持ち上げ部屋に入ろうとしたら、典子さんの目の前で大きくバランスを崩して前のめりに倒れこんだ。
ほんの一年だが、中学校の頃、柔道部に入って受け身の練習をひたすら続けていたので、強くはなれなかったがケガをしなくなった。それは僕の密かな自慢だったのだが、その自慢は消えてしまった。

北千住に住んでいた頃、危なっかしくも自転車に乗れていた。が、大きく三度転倒している。その三度とも受け身が出来ず、地面に叩きつけられた。一度は踏み切りの中でバランスを崩して線路の中の石ころだらけの所に左に足から受け身が出来ないまま倒れこんで、足が血だらけになってしまった事もある。
それから自転車には乗らなくなった。

今朝も受け身が出来なかったが、段ボールを前に持っていたので、落ちた段ボールの上に倒れたので打ち身も怪我も無かった、助かった。

日々の暮らしの中で、いつも気を張っていないとこんな風に転んでしまう。

でも、まだ今は、転んでも起き上がれる。

起き上がれなくなるまで、人生、七転び八起きだ。