何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

老いては子に従え

2014年09月03日 14時24分20秒 | Weblog
昨日、長女にしかられた。こんな状態になるまで、どうして病院に行かなかったのかと。

朝、典子さんに付き添ってもらって、近くにある脳外科医院に出掛けた。
僕は病院が嫌いなのではなく、怖いのだ。まるで子供だ。

受付で、うまく歩けない事、すぐに転んでしまう事、字が上手く書けなくなった事、ろれつが回りづらくなった事を伝えた。
すぐに首のレントゲンと脳のCTを撮られた。

脳梗塞では無かった。
でも、脳梗塞より厄介な事かも知れないからと、脳の状態が詳しくわかるMRの撮影出来る病院に紹介状を渡され、すぐ行くように指示された。

不安を抱えながら、MRのある病院へ。
着いたらすぐにMRの撮影、精密に撮影するためだろう、巨大な音に包まれて撮影時間30分。

撮影が終わってすぐ診察室へ、後頭部の付け根の運動機能をつかさどる部分が萎縮、小さくなっているらしい。
難病に属する厄介な症状である事は、かなり濃厚ではあるが、この症状は脳外科の範疇ではなく脳神経科の医師の判断を仰がなくてはならないらしく、その場で総合病院の脳神経科の先生あてに紹介状を書いてくれて明日、その病院に行く事になった。

明日にならないと何も分からないが、高橋、人生で初めてビビッテいます。