Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

卒業

2010年03月21日 | Weblog
昨日、我が家の長女が大学を卒業した。

もともと、個性が強くて、なにかと一筋縄では
いかない子だった。

まず、うまれてくるまえから、結構、苦労してしまった。
私が、初めて入院をすることになったのも
彼女を妊娠して、つわりがひどかったからだ。
「悪阻」で、2ヶ月も入院してしまった。

臨月も、2ヶ月間だった。
43週めに、仕方なく、手術処置でだすことになったのだ。
予定日を約一ヶ月もすぎていた。

思春期に、いろいろとあって
親、祖父母を泣かせた。
きょうだいにも、苦労をかけた。

だから、次女はしっかりしてしまったし
末っ子は、普通の末っ子以上に
人生を達観してしまった節がある。

高校も、今だったら、とても入学できないところに
はいれたのに卒業は、とてもとても大変で、
私の中では、中退したようなものだとおもっている。

予備校までの道を私は「親不孝通り」とよんでいるが
その通りが、横浜と大阪の2箇所にある。

大学は、「ここはやめてほしい」とおもったところにいくことになってしまった。
拾ってもらったのにもかかわらず、
「やめたい」も何回、あったことだろう。
私は、うっとおしくて、「じゃあ、やめれば!」と言い放つことも
しばしばだった。
そのたび、父親が、無頓着な説得をして
なんとか、いやいやながら、通学をした。
だから、大学は5年もかかってしまった。

派手で、遊びすきで、浪費家で・・。
これから、どうなるんだろう?

就職氷河期のこの一年の就職活動は、熾烈だったとおもう。
もうすぐ、やっと社会人になる娘に
私は、一生使えるものをお祝いに贈った。
生活の中でも、お局さまか?と思われる意地悪を
いっている。
すきだらけの彼女をいびるのは、とても簡単。

自分の娘でなかったら、きっと話すこともないだろう
と思われる個性だから、お互いにしんどいことも
やまほどある。


昨日、式典に参加したのは
自分が、やっとこの子の学生生活から卒業できるんだ!という思いがあったから。

大学生の卒業式に親がいくのは、過保護ではないか?
という論議が新聞にのっていた。
うちの場合、私の卒業でもあったので
まあ、いきたいな・・。
とおもっていたら、いける距離だったので
いったまでのことである。
結果は、いってよかった。

大学の先生方にもご挨拶できた。
あんなに嫌がっていたのに
先生方にめぐまれて、いい友人もできた。
最後は、「いい卒業式」になったのでよかった。
本当に、永かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
miyaさんへ (Ponco)
2010-03-24 00:24:29
ありがとうございます。

卒業式で、こんなにほっとしたのは
初めてです。

黒のスーツの女子大生をみたら、
自分の大学の卒業式を思い出しました。
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ひろこさんへ (Ponco)
2010-03-24 00:20:02
ありがとうございます。

桜の蒔絵の印鑑を贈りました。
名前だけですから、一生つかえます。
生まれたとき、名前も、もめましたよ~。
姓名判断で、最強の名前にしたのですから
いい人生をおくってほしいものです。
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Unknown (miya)
2010-03-22 11:17:03

「卒業」おめでとう。

  よかったね。

  お疲れさまでした。

            
返信する
Unknown (ひろこ)
2010-03-22 01:20:56
長女さん ご卒業おめでとう
ございます。
いろいろ苦労の思い出がありますね。
娘さんに贈った一生使えるものとは
何なんでしょうか?
学生生活に終止符を打った娘さんは
これから立派な社会人になられますよ♪
あなたが一生懸命付き添ってきたのですから♪
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