ってやめたわけじゃないけど…。
実質シナリオライターとしての仕事はしてません。
何故かっていうと、答えは単純。
「食っていくだけで精一杯だったから」
生活ぎりぎりで、書いたり作ったりするものに「いいもの」があるわけない。
自分が金もらって書いたものだって、ひどいものばかり。
もちろん自分の才のなさもあるけど、それ以前に「お金をもらって、注文を受ける」わけだから、注文に沿ったものに仕上げなければ仕事にならない。
その仕事で、ぶっちゃけた話年収600万以上稼げるようになる見込みがあるなら続けていたと思うよ。
でもね、現実はそう甘くはない。
確かに600はおろか、1000以上稼いでる脚本家だってそりゃいるさ。
でも、みんながそうなれるわけじゃないし、そもそもそうなることが目的で映像に携わってきたかというと、全然それは自分の本意ではないね。
コンテスト入賞して、2~3年後に売れっ子脚本家になる人は確かにいる。
でも、それはたまたま自分が書きたいと思ったものと、コンテストの審査員の波長が合っただけの話。
で、深夜ドラマでデビューして、プロデューサーに「矯正」されて、オリジナリティを次第に失っていった結果「売れっ子」になるわけだ。
コンテストでは、「今までに見たことがないシナリオ」が求められ、仕事では今まで通りの(あるいはそれに何かをプラスアルファしたもの)「シナリオ」が求められる。
コンテスト目指して書いているうちは、お金にはならないけど、自分が書きたいものを書きたいように書ける。
映像も同じね。
でも、ビジネスとなると、まず「お金になるもの」を作らなければならない。
ビジネスなんだから、それは当たり前。
まあ、ちょっと保守的すぎるから、似たような内容の映画やドラマが氾濫しているわけだけどね。
「プロになること」がゴールならば、その夢をかなえるのはそう難しいことじゃない。
でも「自分の書きたいもの」が書けるようになるのは至難の業だし、書けたとしても、それがビジネスに直結しなければ、次の仕事はこない。
生活をするための「職業」として考えたとき、こういった状況の映像業界でしかもフリーっていうのは非効率このうえない。
お金はもうからないし、書きたいものも作りたいものもNGとなる。
それだったら、とにかく「生活が楽になる」仕事をしながら、「余暇で創作活動を続けた方がいいじゃない?」って考えた結果、今の自分がある。
仕事自体が「創作系」というのもあるけど、やはり安定した収入で、楽に生活していけるからこそ、余暇で「いいものを作ろう、面白いものを作ろう」って全力をつくせる。
流れ作業でものを作っていくのが目的じゃないから、別にプロでなくてもいい。
それが俺が導きだした結果。
ただ、それはプロのはしくれとして何本か仕事しなければ出てこなかった答えだと思う。
去年一昨年と一応プロとして仕事ができたことは、とてもいい経験になったね。
これからは、「好きなもの」を好きでいるために、あえてそれで「金もうけ」は考えないし、それで食っていこうとも思わない。
でも、自分が「やりたい!」と思う依頼が来たら書くけどね
まあ、バイトとか副業感覚ですわ
実質シナリオライターとしての仕事はしてません。
何故かっていうと、答えは単純。
「食っていくだけで精一杯だったから」
生活ぎりぎりで、書いたり作ったりするものに「いいもの」があるわけない。
自分が金もらって書いたものだって、ひどいものばかり。
もちろん自分の才のなさもあるけど、それ以前に「お金をもらって、注文を受ける」わけだから、注文に沿ったものに仕上げなければ仕事にならない。
その仕事で、ぶっちゃけた話年収600万以上稼げるようになる見込みがあるなら続けていたと思うよ。
でもね、現実はそう甘くはない。
確かに600はおろか、1000以上稼いでる脚本家だってそりゃいるさ。
でも、みんながそうなれるわけじゃないし、そもそもそうなることが目的で映像に携わってきたかというと、全然それは自分の本意ではないね。
コンテスト入賞して、2~3年後に売れっ子脚本家になる人は確かにいる。
でも、それはたまたま自分が書きたいと思ったものと、コンテストの審査員の波長が合っただけの話。
で、深夜ドラマでデビューして、プロデューサーに「矯正」されて、オリジナリティを次第に失っていった結果「売れっ子」になるわけだ。
コンテストでは、「今までに見たことがないシナリオ」が求められ、仕事では今まで通りの(あるいはそれに何かをプラスアルファしたもの)「シナリオ」が求められる。
コンテスト目指して書いているうちは、お金にはならないけど、自分が書きたいものを書きたいように書ける。
映像も同じね。
でも、ビジネスとなると、まず「お金になるもの」を作らなければならない。
ビジネスなんだから、それは当たり前。
まあ、ちょっと保守的すぎるから、似たような内容の映画やドラマが氾濫しているわけだけどね。
「プロになること」がゴールならば、その夢をかなえるのはそう難しいことじゃない。
でも「自分の書きたいもの」が書けるようになるのは至難の業だし、書けたとしても、それがビジネスに直結しなければ、次の仕事はこない。
生活をするための「職業」として考えたとき、こういった状況の映像業界でしかもフリーっていうのは非効率このうえない。
お金はもうからないし、書きたいものも作りたいものもNGとなる。
それだったら、とにかく「生活が楽になる」仕事をしながら、「余暇で創作活動を続けた方がいいじゃない?」って考えた結果、今の自分がある。
仕事自体が「創作系」というのもあるけど、やはり安定した収入で、楽に生活していけるからこそ、余暇で「いいものを作ろう、面白いものを作ろう」って全力をつくせる。
流れ作業でものを作っていくのが目的じゃないから、別にプロでなくてもいい。
それが俺が導きだした結果。
ただ、それはプロのはしくれとして何本か仕事しなければ出てこなかった答えだと思う。
去年一昨年と一応プロとして仕事ができたことは、とてもいい経験になったね。
これからは、「好きなもの」を好きでいるために、あえてそれで「金もうけ」は考えないし、それで食っていこうとも思わない。
でも、自分が「やりたい!」と思う依頼が来たら書くけどね

まあ、バイトとか副業感覚ですわ
