ヘタレ創作ヤログ~人生これでいいのだ!!

原点に立ち返った、創作ヤロウのブログ!
「負け組プータログ!!」からタイトル再変更。でも、今まで通り幅広くいきます~

今日は

2005年11月30日 21時16分52秒 | 雑談
Vシネのプロット1本の修正と、Webビジネスの企画書を作成した。
自分としては、両方とも力を入れてることだから、なんとしても実現させたい。

脚本もいいけど、やっぱ監督やりたいな。
結局映像を考えながら脚本を書くから、俺の場合、ト書きが多くなる傾向にある。
別にその通りに演出してくれなくとも、なんとも思わないが(脚本の仕事は決定稿書いたら終わりと思ってるから)、やっぱそこまで書きこむくらいなら自分で演出もしてみたい。
元々自主では脚本書かずに絵コンテから入ってたからね。

先の記事で、DRAMA COMPLEX の酷評をしたけど、結局俺は脚本を読んだわけじゃないから、脚本のことは批評できない。
結果として出来上がった作品についてしかわからないし、ひょっとしたらディレクターの意向でああなったのかもしれないし、出来上がった作品の脚本を批評するのって難しいんだよね。

映像ってのはそれくらい監督の力量が問われるものだ。
クソシナリオからでも名作を作るのが名監督だし、いいシナリオを台無しにしてしまうクソ監督もたくさんいる。
いい脚本家といい監督が組めば、鬼に金棒だ。
それにいい役者が出演すれば、向かうところ敵なしの作品が出来る。

こう書いてみて、改めて映画=映像ってのは総合芸術なんだな、と思う。

俺もいい監督と出会いたいし、またいい監督になりたいね。

「DRAMA COMPLEX」

2005年11月30日 01時02分35秒 | 雑談
つまり元火サスの「警視庁特殊部隊512」を見た。
SIT(警視庁捜査一課特殊捜査班)を題材にした特殊部隊アクションとサスペンスをミックスしたような内容だった。
「特殊部隊物をやろう」的な企画から始まったのだろうが、脚本家が向いていなかったようだ。
まず、構成はそこそこよく出来ている(といっても2時間物サスペンス並)が、リサーチが足りない。
脚本の後藤法子さんなりに調べたのだろうが、「調べて書いた」とわかってしまう描写ばかりなのだ。それでは内容が中途半端に見えてしまう。
こういった題材のものは、もっとリアルに視聴者に見えなければならない。
たとえば、話の中で起こる事件に捜査本部が設置されない。
たとえ篭城事件でも、本庁と現場に捜査本部が設置され、本庁は管理官が、現場は捜査一課の係長クラスの警部が指揮をとるはずで、突入部隊のSITの隊長(だと思う。そこらへんの説明も不足していた)は、その指示にしたがって突入作戦をたてるのが実際のSITの活動であるはずで、現場にSITの人間しかいないというのが、まずおかしい。SITはあくまで突入部隊で、現場捜査員の一部でしかないのだ。
現場の捜査を指揮する上役や通常の捜査員が現場にいないのは、ちょっとおかしいね。
あと、女の子が立て篭もる会社はでっかいビルのテナントだから、ビル全体を封鎖するのも有り得ない。犯人がプラスチック爆弾でも持っているなら話は別だが。
会社のテナントが入っているフロアを機動隊と捜査員が封鎖し、盾を持った機動隊員が入り口に待機するのが通常の立て篭もり事件での警察のやり方だ。
こんなのは過去の事件を調べればわかるはずなのにね。
現場の捜査本部は同じビルの一階上か下のテナントに設置して、情報収集と、いつでも突入できるように待機していなければ、SITが現場にいる意味がない。
立て篭もり事件は、何が起こるかわからない。人質が抵抗し、犯人が発砲してしまった場合は、有無をいわさず突入しなければならないのだ。
通常、犯人が銃を撃てば「突入」の指令が下るはずだが、SITの隊長はすこぶる慎重に対処している。現実なら人質に犠牲者が出ているだろう。
何度も書くけど、突入を判断するのはSITではなく、捜査本部長だ。
後、笑ってしまったのは、突入する際に、ビルの上からラペリング降下した隊員が窓に映ってしまい、犯人に気づかれてしまうという失態をおかす部分。
ロープで降下して、窓から突入する場合、突入隊員はいったん窓の上もしくは横で停止し、窓を爆破してから突入する。
だから、降下した隊員が窓の前まで降下してしまうのは、これも有り得ない話。
あと、アメリカの映画「S.W.A.T」あたりをモデルにしたのだろうが、国民性が違う。日本の公務員で、特に特殊任務にあたる警察官達が、あんな軽快に談笑したりはしない。
飲み会シーンも必要ないと思う。
もっと人物を深刻に描くべきじゃないかな。
とにかく、最大の欠点は、リサーチ不足だろうね。
これは、このドラマに限ったことじゃない。
最近のドラマは、あまりにも「取材」や「調査」を軽視しすぎている。
だから、ドラマのレベルがどんどん落ちていくのだ。
つまるところ、取材も調査も要らない、ありきたりな恋愛物くらいしかドラマに出来なくなっている。
「特殊部隊アクション」という今まで日本ではあまりなかったジャンルの企画をテレビドラマに持ってきた行動力には敬意を表したいが、やるなら「徹底的」にこだわって作ってほしいね。
と、特殊部隊オタクの感想でした。

話かわるけど、今話題のマンションの耐震偽装問題はひどいね。
ある意味日本という国を象徴している。
自民党の武部幹事長が「悪者を探し出そうとするのはどうか。このままでは不動産業界、マンション業界が崩壊してしまう」と平然と言ってのけるのである。
業界が安泰なら国民は何百人死んでもいいのか?
これが、皆さんの選んだ自民党政権だ。
誰が悪者かって?
一番悪いやつなんていない。
参考人招致を見ていたら、まるで時代劇の悪代官と越後屋のつながりを見せられているようだった。
つまり、国交省も各自治体も「企業大事」なのだ。
多少お目こぼしをしなければ、日本の企業は伸びない。
日本は企業立国だから、国民の生活よりも企業の利益を優先するのは、田中支配、竹下支配といわれた昔の自民党と何ら変わっていない。
自民党をぶっ壊すなら、小泉さん以外全員除名して、新人候補だけを擁立して選挙をすれば、よかったんだ。
そうすれば、官僚も与党議員とのパイプがなくなるから、自分の腹の上で踊らせようとしてもうまくいかないだろうし、財界も一からパイプを作り直さなければならなくなる。事実上の政権交代になっただろうにね。
とにかく、この国はいっぺん政権交代しないと駄目になるよ。
いっぺんでいいんだ。
たとえば民主党に政権をとらせて、それで駄目ならまた自民党に戻せばいい。
そうやって、嫌でも企業や官僚じゃなく国民のことを第一に考えなきゃいけなくなるように政治家をしてやるのも、国民の義務なのかもしれない。

と、今日は長くなっちゃったな。
「日本はダメ」って話になっちゃったけど、ダメじゃなくなってほしいんだよね。
なんとかしなきゃ、ホントに国がなくなっちゃう。



俺小説やるとかいいながら

2005年11月28日 18時59分34秒 | 雑談
なかなかままならない日々。
プロット漬けです。
やりたい事やってんだから、苦ではないけどね。

その分、このブログや本家サイトがおろそかになってしまう日々が続いているという

今日は、漫画原作を投稿してきた。
どうなることやら…。

「24」みたいなドラマを作ろうと今企画立ててるけど、色々な意味でVシネでは難しいね。
予算が最低でも3億くらいはないと、あの緊迫感と圧倒的な迫力はでないよ。
中途半端なものは作りたくないしね。

だから、今書いてるプロットはちょっと変わったホラー。
「ジャパニーズホラーはもういいだろう」って内容。
俺、ジョン・ランディスの「狼男アメリカン」が好きなのね。
だから、そのエッセンスを入れようと思ってる。
主演女優がほぼ決まってる状態だから、やっぱホラーが一番いいでしょう、という俺の判断。
女ジャック・バウアーは、相当の演技力とアクションの素地と、なりよりも流暢な英語力を必要とされるから、そんじょそこらのグラビアアイドルじゃ無理

つーわけで、これからが楽しみでもあり、不安でもある日々ですわ

オンラインシナリオ講座の

2005年11月26日 20時51分05秒 | シナリオライティング
コースを改定し、講座開始も2006年1月からと決めた。
本科コースの上に研修科コースを設け、さらに研修科では映画・テレビ・アニメ志望とゲーム志望と漫画志望とでクラスを分けることにした。
こうすることで、それぞれのニーズに合った内容を教えられて、密度の濃いオンライン講座になるからだ。
基本的なことは同じでも、実際のシナリオライティングはメディアによって違うからね。
映画・テレビ・アニメ志望の人は、基本的にコンクールを目指して書くことになるかな。それ以外道はないからね、今のところ。
ゲームの場合は、色々入り口はあるから、その人のタイプにあわせた指導になると思う。
漫画は、持込や投稿が一番いいらしいから、編集の人間に少なくとも目を通してもらえるようなシナリオやネームの書き方に重点をおいて、という感じかな。

ということで、興味のある方は オンラインシナリオ講座 まで。
フォームが出せない、出したのに返事がこない、という人はトップページの「こちら」から直接メールください。

ということで、雑談やシナリオの話が多くなってきたから、そろそろ「映画は地上の~」とか「俺小説」とかやらなきゃね

漫画

2005年11月25日 22時56分24秒 | 雑談
の原作を書いていた。
といっても仕事でじゃない。
前にも書いたように、漫画原作の仕事がしてみたくて、企画書を書いて某大手出版社に電話したら、「編集部宛に郵送してくれ」とのことだったので、企画書だけじゃなんだから、一話分のシナリオと一緒に送ろうと思う。
原作の持込への対応は、大体2週間くらい、とどこかのWebページに書いてあったから、そのくらいには返事がくるだろう。
うまくいくことを願って…


最近は、何かにつけて体を動かすようにしている。
太極拳もそのひとつで、今日も公園で人目もはばからずやってきた。
太極拳といわれて皆さんが思い浮かべるのはゆっくりとした動きの制定24式太極拳と呼ばれているもので、俺がやっているのもそれだが、あれって楽そうに見えて、実はかなりの運動量を必要とする。3分くらいで一通りの型は終わるのだが、運動不足でない人でも汗だくになるくらいの運動量なのだ。
俺の場合は、それに付け加えて簡単な気功と、中国武術基本功をやるので、30分の運動でかなり疲れる。

でも、運動した後の疲れ方っていいね。
会社でストレスためて、運動と言えば通勤列車に揺られることくらいだった去年の疲労は、実に嫌な疲れ方だったから。

将来、映画撮るようなことがあったら、アクション監督とまではいかないまでも武術指導くらいは自分でやってみたいね

今日は

2005年11月25日 00時49分53秒 | 雑談
シナリオ講師をやって、段々と腕をあげてきた生徒たちに少し感心。
シナリオをまったく見たことも勉強したこともない人にとって、シナリオのフォーマットを覚えるのは難しいらしい。
何度指摘してもト書きで改行して一番上から続きを書いていたり、柱が3マス下がってたり…。

でも、こういう間違いは、自称プロでも平気な顔してやっていたりする。

この前、ある関係から仕事の依頼があって、脚本の改定稿の修正を頼まれたんだけど、もらった脚本なるものを読んだら「脚本」の体をなしてなかった。
調べてみると、書いた人は脚本家ではなく、小劇団の役者兼演出家兼作家だった。
つまるところ、我流なのだろうが、映像製作の脚本で我流は困る。
舞台についてまったく記載のないホンで、どうやって美術スタッフはセットを作るのだろう?
使う音楽の指示まで書いてあったら、監督は怒るよ。
結局、修正も「自分がやる」と息巻いたらしく、俺はその仕事にはたぶんタッチしないだろうけど、あのままちょこちょこ修正しても、話にならないし、そんな脚本の映像なんて出来のクオリティも目に見えている。

映像をプロデュースしよう、という人は、どうか監督と脚本家だけは、新人でもいいからちゃんとしたノウハウを身につけている人に頼もう

話変わって、PCを新調したけど、滅茶苦茶処理が速い。
デュアルCPU、恐るべし。
前のDELLのは、ノートンの2005入れただけで処理落ちがひどかったもんな~。
今のは、2006でもノープロブレム。
アプリケーションがさくさく動く快適さを久々に味わった。

さあて、このPCを使って来年はいろいろやってやるぞ

仕事の幅

2005年11月23日 22時22分34秒 | 雑談
がいろいろと広がりそう。
少なくともプロットが企画化しやすい環境になりそうだ。
企画がどんどん実現していけば、俺も晴れて「脚本家」として臆すことなく名刺に書ける
二、三本書いたら組合に入ろう。
そうすれば、もう立派な脚本家だ。

といっても、脚本家は作家じゃない。
職人さんだからね。
映像の設計書を書く仕事だから、「ここは俺の書いたとおりにしてよ!」なんていう人は、脚本家向きじゃないね。
そういう人は、早いとこ監督になるか、小説家になればいい。

俺も監督になりたいが、それはまだだ。
まだ早い。
適当な作品の監督をしても、名も上がらないし、金にもならないし、第一「自分の作品だ!」と胸をはれるものを作れないからね。

これから、いろいろな仕事(シナリオ中心の映像関連)をして、職人としての腕を上げていかなきゃね

シナリオのフォーマット

2005年11月22日 17時04分12秒 | シナリオライティング
自称シナリオライターが増えてきたせいか(自分もその一人だが…)、プロの世界でも「シナリオフォーマット無視」の原稿を見ることがある。
ゲームや漫画原作の場合は、フォーマット自体ないので問題ないが、映像の場合は大いに問題である。

別に製作や撮影に支障をきたさなければ、必ずしもフォーマットに厳格に対応している必要はないが、やはり脚本を書くのも仕事となれば、決まり事は守るべきだと自分は思っている。
プロなのにやっている間違いを列挙してみよう。

・ト書きになってない。(小説の地の文は文学的表現だが、ト書きは映像の指示文。余計な表現は特別な場合を除いて不要)
・シーン分けが出来てない。(回想であれ、イメージであれ、舞台が変わればシーンが変わらなければ、撮影する舞台や背景を用意できない)
・人物設定が出来ていない。(プロットの段階で、人物の設定をしておかないと、途中でその人物らしからぬ行動や言動をすることがあり、つまるところキャラクターが途中で変に変わってしまい、受け手にはかなり違和感がある)

まだまだあるが、自分も学校でシナリオを教えている身なので、こういったフォーマット無視を100%「OK」とはいえない立場なので、敢てここで指摘してみた。
すでに脚本家として活動している方は、もう一度「シナリオフォーマット」について考えてみましょう。
教則本を買うもよし、脚本家養成講座に通うもまたよし。

脚本(シナリオ)では、構成も重要なので、そこらへんの目に見えない部分にも細心の注意を払いましょう。

って、俺もだよ

ようやく新PCに…

2005年11月20日 21時05分45秒 | 雑談
ほぼ乗り換え完了。
一部、動作不安定なソフトがあるが、再インストールすれば問題ないだろう。
こうやってブログの記事を書くのも、シナリオ書くのも、これからはこのPCですることになる。

なんだか感慨深いな~。

でもまあ、ノーブランドの組み立てPCだから、これからどんな障害が起こるかわからないけどね。

プロジェクトも、とりあえず順調に進んでいると思う。
漫画原作も、大手出版社に電話したら「郵送してくれ」とのことなので、企画書とシナリオを来週送るかね。
後、Pとのコネも出来るかも。

いろいろ展開していくといいな。

漫画原作

2005年11月16日 21時05分37秒 | シナリオライティング
漫画原作のシナリオを書いてみたいね。
ネタも話もある。

漫画原作の持込ってありなんだろうか?
一度電話して聞いてみよう。

あの企画を漫画にしたら、絶対受ける。
その自信はありあまるほどある。
ただ、絵がなければ持込不可なら、それまでだ。

そこらへんってどうなんだろうね。

ちなみに、シナリオライティングにおける漫画原作の位置づけは難しい。
シナリオを採用するメディアの中で、唯一動かないメディアだからだ。
ト書きが、漫画でいうところの1コマになるのだ。
すべてが止め絵で表現される漫画において、柱が必要かどうかは議論が分かれるところだが、書き手が柱のことを理解していれば、やはり柱はあったほうが書き手に親切だろう。

シナリオライターや、ライトノベルの小説家が書くことが多い漫画原作。
本来漫画家が考えなきゃならないストーリーから台詞、キャラの動作や心情描写まで、漫画原作者が書く。
つまるところ「今の漫画家志望は、絵が昔に比べて格段にうまいが、話が書けない」という集英社の編集者の言葉を聞いたことがある。

シナリオライターにとって、漫画原作という仕事が選択肢として増えたことは歓迎すべきことなのかもしれないが、やはり絵を描く人間が話も作った方が、その漫画に味が出るんじゃないかと思うね。

昔の漫画は、絵は今ほど綺麗じゃなかったけど、漫画家の絵の個性と話のまとめ方がうまくかみ合っていて面白かった。

シナリオライターとしては、どんどん漫画原作の仕事が増えていってほしいものだが、漫画家に物語の作り方を教えている身としては、また漫画家が絵もストーリーも描いて、個性的な作品を生み出していってほしいと思うな。