まあ、列伝と言うほどのことでもないけど。
エイブラムスは、基本的には脚本がうまい人だね。
監督より先に脚本家としてデビューしてるという点もうなずける。
この監督の作品は、テレビ「エイリアス」、「LOST」、映画「M:i:III」の三作を見てるけど、共通して言えるのは、物語における「つかみ(Pinch)」(日本ではよく言われる伏線の張り方)が多彩でうまいこと。
脚本家やプロデューサーとしては、今のハリウッドでは1、2を争う凄腕じゃないかな。
ただ、監督としては格別ずば抜けた演出力があるわけじゃなし、「こんなのが得意」というのもないようだ。
「エイリアス」と「M:i:III」はともにスパイアクションということもあって、スパイの見せ方は上手いのかもしれないけど(「Mi」シリーズの前2作におけるスパイの描写を覚えてないからなんともいえない)、アクションの見せ方なんかは逆に2の監督ジョン・ウーの方が独創的で印象に残っている。
スロモと鳩が印象的だよね、ウーさんは。
そういうのがエイブラムス監督にはない。
ストーリーテリングでは、どの作品にも「彼ならでは」というのが随所に見受けられるので、脚本家/プロデューサーとして今後目がはなせないクリエーターの一人です。
エイブラムスは、基本的には脚本がうまい人だね。
監督より先に脚本家としてデビューしてるという点もうなずける。
この監督の作品は、テレビ「エイリアス」、「LOST」、映画「M:i:III」の三作を見てるけど、共通して言えるのは、物語における「つかみ(Pinch)」(日本ではよく言われる伏線の張り方)が多彩でうまいこと。
脚本家やプロデューサーとしては、今のハリウッドでは1、2を争う凄腕じゃないかな。
ただ、監督としては格別ずば抜けた演出力があるわけじゃなし、「こんなのが得意」というのもないようだ。
「エイリアス」と「M:i:III」はともにスパイアクションということもあって、スパイの見せ方は上手いのかもしれないけど(「Mi」シリーズの前2作におけるスパイの描写を覚えてないからなんともいえない)、アクションの見せ方なんかは逆に2の監督ジョン・ウーの方が独創的で印象に残っている。
スロモと鳩が印象的だよね、ウーさんは。
そういうのがエイブラムス監督にはない。
ストーリーテリングでは、どの作品にも「彼ならでは」というのが随所に見受けられるので、脚本家/プロデューサーとして今後目がはなせないクリエーターの一人です。