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ヘタレ創作ヤログ~人生これでいいのだ!!

原点に立ち返った、創作ヤロウのブログ!
「負け組プータログ!!」からタイトル再変更。でも、今まで通り幅広くいきます~

映画は地上の~第三回目!

2005年04月30日 23時52分03秒 | 映画は地上一番の娯楽です
「エイリアンVSプレデター」と「LOVERS」見ましたよ~。
「プレデターって正義の味方だったのね、でも面白くなかったわ~、BよB」ってのが「エイリアン~」の正直な感想。
もうエイリアンは、ほとんど殺人ゴキブリと化してましたね。
あきれてものも言えません。
「LOVERS」は、「だから?」って感じな内容だった。
愛の不安定さを描いているのはわかるんだけど、ストーリーがあれだけ情緒的なものだと、映像まで情緒的だとちょっと見てて苦しい。
「HERO」がよかったのは、映像は情緒的でもストーリー性が希薄だったからで、いくらチャン・ツィイーが出ていても、これは評価できない。
まあ、金城 武は想像よりは頑張ってたけどね。

さてさて、映画の話を進めてまいりましょう。
凄いなーと思っているのは「カンフーハッスル」がハリウッドで意外に健闘していること。現在、興行収入5位。
「HERO」の1位に続き、アジア映画が奮闘しているなー。
「カンフーハッスル」は、間違いなくDVDで見ます。
何故かって、チャウ・シンチーの映画は「少林サッカー」が面白かったから。
香港映画フリークとって、彼の映画はギャグの宝庫だよね。

今見たい映画のNo.2くらいが「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」。
理由は単純。
コメディアンとしてのジム・キャリーを見たいから。
最近はドラマが中心だったジムだけど、久々にコメディー映画に出演。
コメディアンは、やっぱりコメディを大事にしてほしい。
アメリカでは、コメディアンがどんどんドラマ俳優に転向していく傾向があるから(例:トム・ハンクス)、ジムのように定期的にコメディに出演してくれる俳優は貴重だ。
自分がハリウッド映画が好きになったのは、80年代後半のコメディブームからだから、やっぱコメディを大切にしてくれる映画人は応援したくなるね。

一方、日本映画の本命「交渉人・真下正義」だが、どうなんだろうねぇ?
俺、はっきりいってテレビの「踊る大捜査線」シリーズは大好きなんだけど、映画の方はちょっと痛いなァというのが正直な感想。
映画としてのカタルシスが、あの映画シリーズにはないんだよね。
ハリウッドばりの演出をやってるだけに、脚本のまずさが目立っちゃう。
比べちゃいけないってみんな言うけど、敢て比べちゃいます。
「ダイ・ハード」を見て、アクション映画の脚本を勉強しなおしなさい。
あ、でも「交渉人~」はライターが違うんだよね。
ちなみに出演者の中では、寺島進がお気に入り。
兄貴ィ、がんばってくれい!

期待したいけど、果たしてどうなんだろうか?
と疑問をもってしまうのは「スーパーマン・リターンズ」。
クリストファー・リーブはリターンしないけど。
コスチュームが多少豪華に。多少以前のものより金がかかってるってことだね。

今回のアタマの写真はeiga.comから無断借用の「新スーパーマン」の写真。
うーむ。

というわけで、ジム・キャリー、マンセー! 寺島のアニキ、マンセー!の第三回目でした。

「映画って地上で一番の娯楽なんですね~」

我ら陽気なゲーム世代

2005年04月28日 22時33分33秒 | ゲームという娯楽
「ゲームという娯楽」というカテゴリを作ったのは、ランキングとかにもゲームで登録しているからで、そういう記事を期待してきた人に失礼だから、そろそろ書かないとな~と。
でも、正直言って自分にとってのゲームブームは90年代中盤で終わってるんだよね。
丁度セガが当時の次世代機「Dreamcast」を発売する前くらい。
あの頃あたりからゲームは斜陽の道を辿り始めたように思う。
90年代中盤といえば、プレイステーション、セガサターン、ニンテンドー64の御三家の時代だね。
俺的には、一番ブレイクしたハードはサターン。画像はプレステより悪かったけど、ゲームは質の高いのが多かったよ。
「天外魔境外伝」とか、「サクラ大戦」は有名だけど、他にも「ガングリフォン」だとか、「グランディア」とか、好きなゲームはいっぱいあった。
でも、結局俺は三機とももってたので、ゲームを選べる立場にあったんだけど、俺の中ではノーヒットだったのがニンテンドー64。
何一つ面白いゲームがなかったなァ。
プレステは、良くも悪くも優等生。
確かにゲーム数は一番多かったけど、ほとんど興味ないソフトばっかり。
「バイオハザード」くらいじゃないかな、面白いと思ったのは。
あとは、「ファイナル・ファンタジー7」くらいか。
だってプレステはあれでサターンに勝ったようなもんでしょ?

個人的に今までで一番面白かったソフトはPCエンジンの「天外魔境Ⅱ」。
広井王子さんもこの頃はよかったね。
今はサクラ大戦メインでしょ~。
ちょっとねぇ。
そろそろ新しい代表作を作ってほしいところだね。
PCエンジンの世代で他のハードといったら、一番売れてたのはなんといってもスーパーファミコンでしょう。
このハードはPCエンジンと同じくらい好きなハード。
「ドラクエⅤ」とか「がんばれゴエモンシリーズ」とか名作結構あるんだよね。
俺的にヒットしたのは「ソウルブレイダー」。
セガのメガドライブも持ってたけど、面白かったのは「レンタヒーロー」くらいだったかな。

何はともあれ、懐かしい記憶よ。
今は、当時から比べると、ホントに寂しい状況よね。
「天外魔境Ⅲ」は、さすがに金出して買おうとか思わなかったし、「ドラクエ8」も「もういいよ」って感じだね。

自分も今ではゲーム作りをやってる一人だけど、あの当時抱いていた「クリエイティブな雰囲気」なんて全然ないよ。
ADVのシナリオなんて、だらだら書いてるだけ。
どうやったら面白くなるのか、こっちが聞きたいくらいだよ。
ストーリーがいくら良く出来てたってさ、ゲームってのはシステム=仕掛けでしょ?
それが今のゲームってつまらない。

今、唯一はまれるのはオンラインMMORPG。
この話はまた、今度

映画は地上~の第二回目

2005年04月27日 18時44分16秒 | 映画は地上一番の娯楽です
これってネタ探しが結構大変ね。
まあ、でも映画好きにとって映画のネタ探しは楽しみでもある。
というわけで、第二回目~

今見たい映画といえば、「コンスタンティン」でも「Shall We Dance?」でもなく、「ハイド&シーク」だったりする今日この頃。
夏公開予定の「ホステージ」も期待大。
ブルース・ウィリス久々のアクション作だけにね。
大体ホステージ(人質)ものは結構好きなネタだからね。
まあ、ブルースは日本ではブラピとともに嫌われるタイプのアメリカ人だけど、俺はああいうアメリカ人の中のアメリカ人みたいな人は結構好きだったりする。
判官びいきな日本人の態度が嫌いなだけかもしれんが。
日本といえば、クドカンの「真夜中の弥次さん喜多さん」も人気が高いらしいね。
あれは発想が日本映画としては面白い。
「キル・ビル」なんかよりもきれちゃってるところがね。
ということで、アレはDVDが出たら見る。
多分劇場に足を運ぶだろうと思うのが「スターウォーズ・エピソード3」だね。
何故かというと、ただ単に1、2と劇場で観てるからなだけなんだけど、期待はしてるといえばしてる。まぁ、ああいうスペースオペラ!!!って映画はあまり好みではないんだけど、俺もスターウォーズで映画に開眼した一人だからね。
エピソード4は最高だった、といっておこう。
そういえば、今週は待望の「エイリアンVSプレデター」が見られるわけだけど、この前久しぶりに「エイリアン・ディレクターズカット」を見た。
やっぱ「エイリアン」は1作目だね。
2作目は別物としてみれば面白い。
2作目以降のエイリアンは、もうただのモンスターなんだよね。
1のエイリアンは凶暴な知的生命体なんだよ。
生き残るために手段を選ばず、またどうやったら生き残れるかを瞬時に計算できる知性を持った凶悪な宇宙人。
モンスターじゃないんだよね。
だから1のエイリアンは怖い。
2以降のエイリアンはゴジラと同じだから、怖くないよ。
でもエイリアンが画面に出ているだけで胸躍ってしまう俺は「エイリアンVSプレデター」みたいなクソ映画でも見たくてしかたないんだ。
あと、「LOVERS」も今週見る。
金城 武はどうでもいいんだけど、チャン・ツィイーはお気に入りの女優さんの一人だからね。あんなに華奢で可愛いのに、ジェット・リー並のカンフーアクションが出来るのは凄い!座布団3枚!ってとこだね。
そういえば、「ワイルドスピード3」はどうやら日本で撮影されるらしいね。
日本の公道を使ってのカーアクションが見られるのかどうか、日本の自治体が果たして映画に協力するかどうか、ちょっと気になります。

今回のアタマの写真は「ホステージ」公式サイトからから勝手にいただいてきた画像です。

ということで、今回はエイリアン、マンセー! チャン・ツィイー、マンセー!の第二回でした!

「映画って地上で一番の娯楽なんですね~」

俺映画第4回

2005年04月26日 20時23分08秒 | 俺的映画人生
さびしく幕を下ろした高校生活…。
だけど、俺はくさってはいなかった。
映画への情熱は燃え盛っていたのよ。
ってなわけで、第4回をどうぞ!


「映画部のあと~にっかつ芸術学院への道」

映画部引退から城南高校卒業までについて少し触れておこう。
引退後、大学生になっていたK氏と「ファイナル・ジャーニー」を16mmモノクロで撮ろう!と話を進めていたが、彼がイギリス留学を決意したため頓挫、結局映画プロジェクトにはその後しばらく携わらなくなる。
ちなみに先輩のH氏はすでにアメリカに留学していた。
映画部出身者は留学者が多いんですな。
で、俺はH氏に憧れ(環境にね)、アメリカ留学を目指すようになり、高校卒業と同時に、今は無きピッツバーグ大学ELI日本校に入学する。
ここで俺は英語に初めて触れる事になるが、映画とは関係ないので、今は詳しい説明ははぶく。でもこの頃も楽しかったな。
外人の先生達と飲みに行ったり、カラオケ行ったり。なんといってもアメリカ本土に憧れていたからね。
でも、それ以上に俺は日本の学校生活に憧れるようになり、ここを中退し、しばらくフラフラしていた。
ここらへんは、俺が就職面接の時にいつも「フリーターやってました」とごまかす部分だ。
そんな折、H氏=本田さんがアメリカから帰国した。
もう未成年じゃないから、実名公表に踏み切ります。
本田さんはアメリカへいく前の誠実な少年からファンキーな若者に変貌していたが、映画への情熱は冷めてなかったらしく、俺が決めていた日本での映画学校入学に彼も付き合う形で当時のにっかつ芸術学院映像科に入学した。
にっかつ芸術学院には日本映画学校落選者が多く入学していたが、かくいう俺もその一人。でも「日本映画学校は農村実習があるからやだったんだ」と豪語していた。日本映画学校落ちの人間は皆同じような強がりを言ってたっけな。
で、初日に本田さんと二人で休憩所=喫煙所にいったところで、本田さんから声をかけたんだったか、逆だったか忘れたが、タバコの火を本田さんが貸したのが小松氏=こまっちゃんだった。
それ以降急速に仲がよくなった俺らは常に教室の最前列に座る優等生となった!って別に優等生だったわけじゃないが、なんで最前列に座ったんだろうなァ。
忘れた。
シナリオの授業では最前列で三人して居眠りをかぶり、先生に「いい度胸してるな!」としかられたっけな。つまらなかったんだよ、アンタの授業がさ。もう死んじゃったからこのブログを見ることはないだろうけどさ。
おっと話がそれたな。
自己紹介が初日に確かあって、その時にすでに仲良しだった俺、本田さんとこまっちゃんは自己紹介の時に「一緒に自主映画やりませんか!」と力説したんだ。
それに一番に食いついてきたのが、故・飯田くん。
飯田くんはすごい情熱を燃やしてたな。「是非一緒にやろうよ!」ってね。
で、その後生徒会の歓迎会があって、1次会でターゲット(女)を見つけた飯田くんは、彼女らとともに2次会へ。
「がんばってな~」
それが彼に送った最後の言葉になった。
2次会で彼はビルのトイレから落ちて亡くなった。
今でも事故だか自殺だかわからない。
俺達は少なからずショックを受けたね。
そして彼の死を乗り越え、集まった10人近い同士たちとともに初のプロジェクト「魔胎伝」の製作に着手したのだったが・・・。

つづきは次回!

にっかつは燃えた!

カテゴリーを

2005年04月25日 19時00分03秒 | 映画は地上一番の娯楽です
ちょっと改装をしてみました。
今まで2個しかなかったカテゴリを「俺的映画人生」「映画は地上一番の娯楽です」「シナリオライティング」「ゲームという娯楽」「雑談」の5つに再編して、総合的に楽しめるようにしようと。。。
だって、前にも書いたけどシナリオの話ばかりじゃ面白くないでしょ。

というわけで、今回は映画の話。
主に洋画の話をすることになると思う。
eiga.comにある裏話についてとか、好きな俳優とか、そんな感じ。情報を随時募集するのでどしどしコメントしてください。

今、好きな女優といえば、まず頭にあがってくるのが「ハリーポッター」のハーマイオニー役のエマ・ワトソン(15)。
おいおい15だよ15。20歳も下じゃねぇか。俺ってひょっとしてロリコン?
そういえば愛、あいといえば前田 愛でも宮里 藍でもなく福原 愛だったりするかもしれないが、実は柴田亜衣が一番よかったりする。
ちょっと脱線したな。
正確に言うと(弁解すると)ロリコンとはちょっと違う。
自分は40歳くらいの大人の女性も全然OKウェルカムです。
っていうか、芸能人とかって年齢関係ないよ。憧れさせる商売だもん。
エマ・ワトソンが好きだからって、同じ年頃の女の子はいいか、って言われると考えちゃうもんね。
しいていうなら、守備範囲は俺の場合広いってことだね。
15歳くらいだったらファンになるには悪くない年齢。俺にとっては。
上限は、そうね、50歳くらいかな。でも日本人に限りね。他人種は年取るの早いからねぇ。
さてさて、映画の話をしなきゃね。
そのエマ・ワトソンの最新作といえば、もちろん「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」だが、アメリカで11月公開ってことは日本でもその頃公開なんだろうね。観にいくか、DVDで見るかは未定。
エマが好きなら観にいけって?
俺はいい映画なら劇場でもDVDでもどっちでもいいって主義なのよ。
いわゆる「映画は劇場でみるべき」という意見の対極にいる人間。
で、この「炎のゴブレット」でちょっとした話題になっているのが向こう版のポスター。
エマがど真ん中なんですな。
まあ、本で読む限りハーマイオニーは今回もストーリー上重要な役割を担うから、その意味もこめで中央なんだろうけど、俺の見方としては、左から1(ハリー)、2(ハーマイオニー)、3(ロン)という順番で見せてるだけだと思うけど。
もうすでに色々なところで写真が露出している「炎のゴブレット」。話的には個人的にちょっと長くてあまり好きじゃないんだけど、エマを含む彼女らの成長には期待できるね。
がんばれ、エマちゃん。おじちゃんが応援するでー!

で、エマ以外に今俺が最も注目してる女優といえば、「24」のミッシェル・デスラー役のレイコ・エイルスワース(32)だね。レイコというだけあって日本人の血が混じっているクォーターとのこと。なんとも理知的で、気が強そうで、好き
俺って気の強そうな女優さんに弱いね。

頭の写真は公式サイトから無断借用してきたシーズン4のレイコさんのお写真。
ニーナ・マイヤーズ役でオーディションに落ちたものの、シーズン2からニーナの後任のミッシェル役に抜擢されたらしい。
ミッシェル・デスラー。
「はいデスラーです」という字幕をみると「ヤマトの諸君」という伊武雅人の声が頭にこだまするのは俺だけだろうか?

というわけで、エマ、マンセー! レイコ、マンセー!の第一回でした。

「映画って地上で一番の娯楽なんですね~」(映画評論家の決め台詞を狙いつつ)
eiga.com

第三回は

2005年04月23日 21時11分58秒 | 俺的映画人生
いよいよ城南高校映画部の最後だ。
俺にとっての最後じゃなくて、ホントに最後ってところがさみしいやら、くやしいやら、どうでもいいやらで。でもその責任は当時の俺にあった。でもそれは過去の話。責めるのはやめてね。デモしないでね。投石もやめてね
というわけで、映画部の最終章を読んでやってください。


「城南高校映画部の終焉」

 彼女らの暴走は、次回作「フォーリナー」から始まった。先輩(俺)に対するタメ口に始まり暴言、撮影のボイコットなど、この頃は最悪だったな。でも、これは俺のせい。ATとの児童福祉法違反的交際に没頭し、彼女らのことを真剣に考えてなかった。部活であることを考えれば、また女所帯で男一人という状態を考えれば、恋愛ざたはご法度である。ホントよ、これ。今これみてる部活動やってる共学の高校生はよく考えた方がいいよ。男女混在の部活に恋愛はご法度です。特にどちらかの数が極端に少ない場合はね。
というわけで、半ば部の崩壊状態のまま「フォーリナー」の撮影を終え、俺は矢継ぎ早に一年ぶりの監督作「DREAMER」の撮影に入った。この行動の早さが、一時的に部活動に命を与えた。
作品の解説をしておくと、「フォーリナー」は不老不死の秘薬を探して行方不明になった兄を探してほしいと頼まれた探偵が、その依頼人の女とともにジャングルを探検する、インディジョーンズみたいなアクションもので、宇宙人が出てきて滅茶苦茶になる話。「DREAMER」は、悪夢から抜け出せない男の話。絵で見せるタイプの映画ね。
文化祭当日は、AT以外非協力的で、OBの松田氏も呆れていたくらい。
その後、部活動を一時休止し、春に復活させて2本撮った。
1本はOが脚本、Tが監督を買って出たファンタジックコメディ「HAPPY BIRTHDAY」で、俺は敢てノータッチ。これは翌年俺は早めに引退するつもりだったから、俺抜きでちゃんとできるか確認しときたかったのが意図なんだけど、これも「非協力的」と悪い方にとられた。これを最後にOは何故か俺をビンタして退部。残りのメンバーで、俺が脚本、ATが監督というやってはならない企画「ZONE」を撮影。これは夢枕 漠さんの短編を基にしたものなんだけど、わけわからんといえばわからん内容だね。狭い一室で気づいた少女はたまたまそこにいた入院中のはずの友人とともにそこを逃げ出すが…というスリラー。
これを上映するときのためにアンケートを作ったんだけど、AT以外の他のメンバーは、よほど「HAPPY BIRTHDAY」に自信があったらしく、見た作品に順位をつけたい、といってきた。もちろん、俺はダメだと言った。だって結果はどうなるか見えていたし、それをすることによって余計翌年のATとT&Uの関係が悪化するのを恐れたんだ。だが、それが原因で、UもTも退部。結局映画部は俺とATしか残らなかった。
そんなギリギリの状態で新入生勧誘用上映会をしたところ、丁度良くそこに来た3人の新入生がみなATの後輩だったこともあり、全員強制入部させ、映画部廃部の危機をその時は脱した。
で、入った3人だけど、何か個性のない連中でね。こいつらで俺の映画部での最後の作品「星祭の夜」を製作するんだけど、撮影はしごく順調。でもなんか違うのよね~。部活としての面白さがまるでなかった。「星祭の夜」は、強制収容所を脱走した児童達が真相をつきとめようとするスリラーだったんだけど、みんな演技下手でね。まあそこらへんはしょうがないんだけど、俺は結構この作品は気に入ってる。もうフィルムから落としたビデオがかびちゃって、見る事はほぼ不可能なんだけど。
さて、やはり部活に恋愛は禁物でした。「星祭」の撮影中に俺とATは破局。映画は完成し、文化祭で上映して好評を博したけど、その後部は実質的に活動停止、俺が引退後は廃部状態になったみたいだった。
卒業式に後輩に花をもらわなかったのは、俺が知ってる映画部員では俺だけじゃないかな(笑)。こうしてさみしく俺は高校生活を終えた。
城南高校映画部のその後は、俺が卒業した年に入ってきた1年生が一度復興しようとしたらしいが、どうやら失敗したらしい。何年か後に文化祭にH氏と行ったら映画部の名前はリストになかったよ。
こうして、時代の波とともに映画部は消え去った。
そして、俺は新たな状況に飛び込むことになるが…。

その後のことは、次回!

よろしく!!

俺的映画人生第二回!

2005年04月21日 21時12分00秒 | 俺的映画人生
なんか、書く気が起きてきたナァ。過去の話を面白おかしく語るって、ストレス解消にもってこいだったのね。
さて、今回は二回目。
一回目は下の投稿だから、読んでない人はひとつ下の記事から読んでね。

「女難!城南高校映画部」

 本田氏の企画は、一言で言えば夢に翻弄される男が最後は彼女と仲良く帰る、という、ただ単に本田氏が鴨田さんと仲良くしたかっただけの企画だったが、山口さんのアリス企画「DREAM TIME」と並行して撮影された。「Illusion」と名づけられたこの作品、完成したのは翌年の春。撮影はこの秋時期に終わってたんだけど、フィルムの現像が間に合わなくて、文化祭には出展できなかったため、翌年まで放置プレイ状態だったわけだ。それが理由で、もう1本文化祭用に必要になった。そこで急遽俺がプロット書いて、シナリオならぬプロットで撮影された監督処女作「Over the Dream」と「DREAM~」の2本で文化祭に挑んだ。
 文化祭は、結果的には成功だった。お客も百人近く入ったし、評価も良好。遊びに来たOB連中とも仲良くなったいい機会だった。
 鴨田さんと、俺達の淡い恋物語はこの後終焉を迎える。そりゃそうだ。他にも女の子がいるなかで(映画部はいつしか女所帯になっていた)ひとりだけ男連中がチヤホヤすれば、ご本人も、また周りの女の子達も内心穏やかではなかったはず。そんなわけで鴨田さんは部活をやめ、俺達は二度と彼女と仲良く遊ぶことはなかった。
 翌年の春に久々に金子氏を監督に登板して、新入生歓迎用に「宝」という作品を撮った。映画部みんなで宝探しをするというばかばかしい話だったが、何故だか強引に進められ、完成にこぎつけた。
 で、翌年の上映会でこれを上映したら、たった二人の見に来た新入生に気持ち悪がれ、逃げられ、新入生獲得の機を逃した。だが、その後変な意味で映画に情熱を燃やす新入生のTAさん(この年度の方々は都合によりイニシャルにします)、なんとなく興味をもったATさん、OMさん、Tさん、そして最後に宮崎アニメが特に好きだったUさんが入って、映画部は新しい血を得て、大飛躍するはずだったんだが、これが映画部の、というか俺の女難の相の始まりだった。
 新入生とくれば、「誰が可愛いか」となり、金子氏はOMさん、俺はATさんを狙い、これが見事に的中(人生でこれほどうまくいったことは後にも先にもこれだけ)!生まれて初めて彼女が出来て有頂天だった俺は、少し偏った部の運営をし始めていた(部長になっていたんです)。ATさんの近所の公園で、二人で児童福祉法違反を犯しつつ(おっと検閲対象になるので、これ以上はだめ~ん)、新生映画部の初作品「リフレイン」に取り掛かっていた。この脚本は、Tさんが書いたんだけど、ドロドロしすぎてきつかったらしい。プロデューサーなのに、俺ってこのホンは読んだ記憶がない。
まあ高校生だからいっか。
で、「宝」にひきつづいて監督を務める金子氏は相当苦労して脚色したらしい。これの撮影は、元々リベラルな考えをもつ金子氏がリードして進められたから、部の規律は著しく乱れた。新入生は、我々のことを同士とは思えども先輩とは思わなくなってしまった。
これ以降、彼女達の暴走が始まるのだった。

と、きりのいいところでつづく。
次は城南高校映画部の最後ね。

ここも

2005年04月19日 22時21分34秒 | 俺的映画人生
シナリオの辛気臭い話ばっかりで、つまんないでしょ?
だから、ちょっとやめにして、その代わり「今までの俺の映画人生」を語ります。
俺イズムってやつですが、つきあってね

というわけで第一回、よろしゅうおねがいいたしやす。

「城南高校映画部との出会い」

高校に入って絶対すると決めていたのが映画部に入部することだった。
中学で痛い目にあっていたから、もう絶対映画撮ってやるって息巻いてたな。
でも、入部しても企画は乱立すれど、すべて撮影になったとたん部員がさぼりはじめて撮影できず、結局本格的に撮影に入ったのは2学期に入ってしばらくたってからだった。
それまで部の企画番長だった金子氏を降板し、バイトでさぼりまくっていた部長の山口女史を呼び戻して企画を考えてもらった。なぜ俺が考えなかったかって?全部金子氏にボツにされて、その当時は企画力が低下していたからさ。
話を戻そう。
山口さんは、結構ファンタジックな構成をするとうまい女の子だったから、できあがったプロットは不思議の国のアリス城南高校版的な内容だったが、そういうのって以外といいもんなんだ。自主ってドロドロしたのが多いからね。そうして初のクランクアップをこの作品で迎え、映画部の雰囲気は頂点に達した。
アリス役の鴨田女史は、金子氏と最年長の本田氏と俺とで憧れバトルを繰り広げた、当時の映画部の華。なっつかしいなー。このブログみつけたら、コメントお願いします!!
話を戻して。。。
この頃本田さんが「俺、なんとなくやりたいものがあるんだよ」って読めない字で紙一枚に書きなぐってきたのがあったんだけど、それがどういう企画だったか。
それは次回、ということでよろしく~。

ファンタジー系の仕事

2005年04月15日 22時21分25秒 | シナリオライティング
これって、得意な人とそうでない人にまずわかれる。ライターであるなし関係なくね。
で、得意な人が、じゃあシナリオ書けるかっていうと、ちょっと無理。あまりにも薄学であることが多いから。「ファンタジーはなんでもできる」っていう考えはその典型的な例。なんでもできるけど、何にも考えないで、ただそれらしい設定とか世界観とか考えてるだけでは「なんとかファンタジー」もどきで終わってしまう。
まあ、それでもいいんだろうけど、プロの仕事じゃないね。プロだったら、いかに「ファイナルなんとか」と差別化を図るかに頭を悩める。これって相当得意な人じゃないと難しいかも。この場合の得意な人というのはライターとして得意な人って意味。
俺は、やってみて、「嫌い」ではないけど、決して得意ではない。
どちらかっていうと、リアル系が好きなので、その方向性でファンタジーが書ければやりやすいんだろうけど、注文されるのは、リアルとはおよそ別モンだから。ロボットだせ、とかさ。神の使いみたいなの出せとか。

できれば、今度は現代劇が、もしくは時代劇でアクションをやりたいね。

作家ではない

2005年04月12日 21時35分03秒 | シナリオライティング
脚本家とかシナリオ作家とか言われて有頂天になっている人を知ってますが、脚本家は作家ではありません。設計士です。
なぜか?
自分の書きたいものを書けることはまずないからです。
それこそ倉本 聡さんとかあのクラスにならないと、「俺、こんなの書きたいんだよ」「ああ、じゃあいきましょう」なんて夢のような話にはまずなりません。
企画ってのがあるんです、シナリオの前にね。
例えば、
某P「キムタクでレースものいきたいね~」
某D「そうっすね、じゃあ井上さん脚本で企画書書いてもらいましょうか?」
某P「おし、頼んだぞ」
で、井上由美子さんとこに話がいくわけです。
ストーリーも「こんな感じで」みたいにね。
で、その注文を井上流に料理して企画書書くのがシナリオライターたる井上由美子さんの仕事。
で、「エンジン」が生まれるわけです。
これって作家とは違うよね。
職人でしょ、どっちかっていうと。
だから、作家ではないんですよ。
俺が「こんなの書いたんだけど、やらせてもらえません?」
某P「どれどれ?うん面白そうだね、やってみよう」
なんて絶対起こり得ません。
ここらへんを勘違いしてる人がいっぱいいるので、これからシナリオライターになろうって人は注意しましょうね。