車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ふらり寄り道~塩尻の町 in 長野県塩尻市

2022年05月25日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

「三島山神社」の境内近くで見かけた「市有形文化財」の標柱。傍らには「青木家に伝わる、江戸時代から明治・大正期にわたる古文書・書状・書簡類・・」と子細が書かれていますが、青木家が何処に有るのか、閲覧できるものなのかさえ全く不明。

おなじく「三島山神社」の境外にあった「二十三夜塔・庚申塔・文字道祖神碑」

これはこれで興味深いのだけど、やっぱり道祖神と言えば、馬籠宿や奈良井宿で出会った「双体道祖神」。あの何ともホンワリと優しいイメージが、木曽の風景に溶け込んですっかりファンに。だからまさかの三体目の「道祖神」に出会った時は思わず目をゴシゴシ(笑)

塩尻市洗馬、琵琶橋の袂に並ぶ文字碑の中に、互いの肩を抱き合うように寄り添い手を取る「双体道祖神」。噂では信州には1000体以上の「道祖神」が有るという・・・いつか道祖神を訪ねてみたい・・漠然とした願いが形を持った瞬間です。

記念すべき「道祖神」が置かれた地は、古来より洗馬郷の出入口に当たり、殊に琵琶橋は重要な交通路であったといいます。「本洗馬歴史の里資料館周辺:ガイドマップ」の説明によれば「江戸時代は、高遠藩により架け替えをした橋で、洗馬騒動の要因の一つでもある「琵琶橋事件」の舞台でもありました。」

塩尻市観光協会HPに「一条天皇の時代に盲目の法師が橋の近くでいつも琵琶を弾いていた。村人に「琵琶の弾奏で皇室に奉仕をしたいが諸国をめぐり琵琶を極めたい」と語っていた。と、ある夜不思議というほどの霊曲と演奏の仕方を語り天子様に差し上げるに十分な曲ができ京都を目指し洗馬を去って行った。のちにこの岩橋を「琵琶橋」と呼び、盲目の法師こそ天下第一の琵琶の名手蝉丸であった。」と記されています。

木曽平沢から塩尻市に入る道々に見かけたリンゴの木。じっくりと見たかったけれど容赦なく先を急ぐご亭主殿のせいで、カメラに収められたのはこれ一枚😥

そうそう、塩尻市で記憶に残った風景と言えば、この葡萄畑も忘れられない一コマ。

創業1911年の信州塩尻桔梗ヶ原のワイナリー「五一わいん」。メチル以外は何でもこいと豪語するご亭主殿ですが、実は意外と好みが激しいのです。でもって実はワインは大好きだったりします。

旅の終わり近くで見つけてしまったのは、もうこれは運命かもなどと勝手に車を停めて、速攻で建物の中へ。ねぇねぇ、もう既に奈良井宿で「杉の森」買ってますよ!!・・って、聞いちゃいません😩

木曾の山々を背景に一面に広がる葡萄畑。こんな素敵な光景を今独り占めできる幸せにしばし酔いながら、ご亭主殿を待つとしましょうか。

本来ならご当地マンホールと合わせて、旅で出会ったあれこれを紹介するのですが、塩尻市に関しては次の機会に

撮影日:2010年10月3日


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