車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

須部神社:恵比寿神社 in 福井県若狭町(旧三方町)

2016年07月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福井県

若狭町末野字神ヶ谷に鎮座される「須部神社:恵比寿神社」。御祭神は『蛭子大神(恵比須大神)・ 大国主大神(大己貴命)・陶津耳之命(すえつみみのみこと)』

町指定重要文化財の朱塗りの鳥居は、正保2年、若狭藩主『酒井忠勝公』の寄進。生憎の逆光で、朱塗りと分からないのが辛いところ(^^;)

「当式内:須部神社は御祭神により 恵比須神社(えびすさん) また  西の神さん と称されております。須部神社の創祀は、養老2年(718)9月28日 恵比須大神が末野の地に顕れ、翌養老3年(719)3月23日 社殿を建て祀ったと伝えられております。陶津耳之命はこの郷土末野(陶恵又は須恵)の産土の神として祀られています。往古(約千三百年前)よりこの地には祝部(はふりべ)土器、須恵器が産出され、陶業を司る祖神、文化発展の神として崇敬されています。」公式HPより

朱塗りの鳥居を潜り割拝殿を奥に進むと、非常に開放的で明るい拝殿へと至ります。

その拝殿横より神域を守護されるのは、何タイプに分類すればよいのか迷ってしまう、安政6年(1859)己未3月建立の狛犬さん一対。耳元から顎にかけての毛並み、体に刻まれた獅子紋等々、いずれも個性的で記憶に残る狛犬です。

台座の足元には、越前かむろ型狛犬さん。なぜか画像はこの二枚とアップが一枚のみ・・・右の画像が相方の後ろ姿であれば良いなと心底思います(^^;)

さらに足元にはもっと小型のかむろ型狛犬さん一対。かむろという言葉からこれほどかけ離れた顔立ちと言うのも、ある意味面白すぎます。

境内の一画に奉納されていた「鯛」は、昭和25年(1950)10月大祭日建立。御祭神の恵比須大神は、漁業の守護神とされます。

御祭神の蛭子大神は、幼にして親に離れご努力の末、生業の道を拓かれた生い立ちと御実蹟により「子共之守り神」として特殊信仰がなされています。

鐘楼

参拝日:2012年7月10日

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御神名一口メモ

『陶津耳之命(すえつみみのみこと)』、「大物主神」の妻となった「活玉依毘売」の父。

 


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