車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

輪島界隈ちょっと散歩 in 石川県輪島市

2017年12月07日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

輪島市河井町、町の一画に輪島塗の生地づくりから、漆塗り、漆器などの各工房が集まった交流施設「輪島市工房長屋」があります。こちらでは直に職人の技を見学出来ると聞き、早速訪ねてみることに。黒塗りの下見板張りに白漆喰の壁。いかにも長屋風の佇まいが、職人の手仕事大好きというご亭主殿の心を鷲づかみ。

開放されたそのうちの一軒では、今まさに職人さんの手で漆が塗られているところ。室内にただよう張り詰めた空気、邪魔をしてはいけないと思うと、息をするのもはばかられます。

別の長屋で漆塗りの工程を見ていると丁度取材のカメラが入り、おかげで職人さんのお話も聞くことが出来ました。実際に見る職人技の凄さは、とても言葉や文字で伝えきれるものではありません。 日本の職人技による工芸品が世界に賞賛されるのには、それ相応の理由がちゃんとあるのです。

町を歩くと沢山の漆器のお店が並び、それと知らせる看板は、どれも趣向を凝らしたものばかり。それらを見て歩くだけでも充分に観光気分に浸れます。

そうそう、漆器といえば欠かせないのが「漆の木」。と言っても実物を見たのは・・多分、初めて。 子供の頃、山に入ってウルシにかぶれた事がありますが、あのウルシはもっと細かったような。確か私の田舎では「マケダ」と呼んでいました。

輪島にはもう一つ、とても有名な観光スポットッがあるのですが、それがここ「永井豪記念館」。「デビルマン」「キューティーハニー」「マジンガーZ」等々・・結構沢山の人が「ああ、あれか」と頷かれると思うのですがその作者『永井豪氏』は輪島市出身。彼の作品の中では「デビルマン」が好きで、テレビアニメの主題歌なんて、今でもフルで歌えます(笑)

そういえば昨夜、「道の駅・ふらっと訪夢(ほーむ)」にデビルマンのラッピングバスが来てました。 デビルマンと並んでいるのは「キューティハニー」。やっぱり彼女は華があるから、見栄えが良いのでしょう。

もう一つ忘れていけないのが「輪島温泉 のんびり癒しの足湯:湯楽里」。でも一度目は時間切れで終了、二度目は人が多すぎて利用できませんでした(^^;)

そういえば二度目の来訪では、何と犬専用の足湯「ワンダフロ」が出来ていて、ちょっと吃驚。 最近は愛犬と一緒に旅行を楽しむ人も増えているし、これは愛犬家にはきっと嬉しい施設なのかも。

和島温泉の飲泉コーナー。一度試してみましたが、好奇心もほどほどにと思い知りました。 体に良くても美味しくないものは精神に良くない、これは偏食の際の言い訳にも使っています(笑)

輪島朝市通りにはたくさんの小路があり、それぞれに場所を表す素敵な名前が付いています。 何で名前が付いているのが分るかって?。だって路上にはこんな洒落たプレートがあるのですよ。

「市姫参道」と言うからには神社が?と思ったのですが、鳥居の奥に小さな祠が鎮座していました。 

それでもこの祠に祭られるのは、朝市の守り神様。何しろ輪島のキャラクター『朝いっちゃん』は、この神様がモデルなんですから。

朝市と上町通りをつなぐのは、輪島塗をイメージして作られた真っ赤な「いろは橋」。 川に写る影さえも赤く、それはちょっと神秘的ともいえる美しさ。ここまで歩いたら町並み散策も終り、大量に買い込んだ干物を持って車に帰るとしましょう。

2011年の神社参拝の折に立ち寄った夕暮れ近くの輪島漁港、沢山の漁船が着岸していました。 こんな風景を見ると、何故かわけもなくこみ上げるものを押えられなくなります。

訪問日:2011年10月16日&2015年5月24日

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 輪島の朝市 in 石川県輪島市 | トップ | 白米千枚田 in 石川県輪島市... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・石川県」カテゴリの最新記事