67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

マギル大学の言語に関するポリシー

2013年08月23日 14時22分58秒 | 日記

http://en.wikipedia.org/wiki/McGill_University#Language_policyより抜粋)

マギルでは1835年以来、学生が卒論をフランス語で提出することを認めてきましたが、フランス語の大学であるとか、バイリンガルの大学にはなっておりません。今日マギルはケベック州に3校しかない英語の大学の内の一つで、フランス語が堪能であることが入学の条件ではありません。しかしながら法学部のみはパッシブリーにフランス語と英語のバイリンガルであることが要求されています。パッシブリーと言う意味は英語フランス語ともに書かれた文章、および話された言葉が解る必要があると言うことです。つまり学習過程で英語やフランス語が使用される可能性があるからです。マギルでは建学以来、すべての学部において英語あるいはフランス語で試験の答案を書くことが許可されてきましたが、コースが特定の言語を学ぶケースにおいては除外されています。

1960年代はケベックにおいては社会的、政治的に深刻な時代となりました。その時代、英語は商業において特権的な言語と見られており、マギル大学では学生の3%がフランス語系(フランコフォン)で、大学はフランス語が主体の州にありながら、英語系(アングロフォン)は経済の支配を維持する力と見らてていました。

政治科学の教授であったStanley Grayにより1969年にマギルのフランス語化運動が起こり、1968年3月28日、組合員、左翼の活動家、CEGEPの学生、いくらかのマギルの学生が集まり、フランス語化を勧めるよう要求しましたが、ほとんどの学生、教授連が運動に反対し、多くの人が逮捕されてこの運動は終了しました。しかしながら現在ではフランス語系の学生が18%に増大し現在に至っています。

(またフランス語化の運動やケベックのカナダからの独立運動で、多くのアングロフォンが他の州に移動した結果、カナダ第一の大都市であったモントリオールはその地位をトロントに譲るという大きな経済的な損失を経験しました。訳者の意見を追加)

(文責)
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