YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

テストラン所感&イグニッションコイル

2022年06月26日 | ツーリング/キャンツー
63,110.0km


フロントフォークオイル交換後のテストランのつもりが、思ったより距離が延びて、根来まで往復約90kmのショートツーリングみたいになった。

ワインディング的な道でのコーナリングの安定感は格段に良くなっていると思う。寝かし込む時の不安がなくなった感じ。結果、コーナリングスピードが上がった。

直進時はそれほど違いを感じない。段差を越える時に、跳ねる感じが幾分かおさまったかな?という程度。どっちかというと、リアショックを純正に戻した影響が多いと思う。

帰り渋滞につかまり、アイドリング〜低回転を繰り返していると、一回だけエンストした。セルですぐ再始動でき、その後も普通に走る分には何ら問題はなかった。
ただ、ここのところアイドルアジャストスクリューはいじっていないのに、アイドリング回転数が1,000回転を切る位のところで低止まり。このせいだろうか?

戻ってすぐアイドルアジャストスクリューを回し1,200回転あたりにセットし直したが、何となく、やや不安定な気がする。

そういえば、特に上り坂では、力強さというかトルク感が弱まっている様に感じた。現在、古い純正のイグニッションコイルを付けているが、周囲が高温になり、スパークが弱まっているのかもしれない。


ということで、昔オルタネーターか何かをオークションで落札して、オマケでつけてくれていた純正コイルの抵抗値を再度チェック。


一次抵抗値は、3.15Ωと2.97Ω。基準値が2.75Ω±10%だから、一個は基準値をオーバーしている。


二次抵抗値は、9.20kΩと8.72kΩ。基準値は7.9kΩ±20%。一個はギリギリ基準値内、もう一個は普通に基準値内。

イグニッションコイルは周囲の温度によって大きく変わるらしいから、単純に抵抗値のみで決まるというわけでもなさそうだが、このコイルに換えても、改善は期待できそうにないかな。


となると、再度汎用コイルを使ってみるか?
純正コイルと比べると、コイル自体が太く、設置にやや無理があるのが難点だ。
設置方法を再考する必要がある。

一応抵抗値を測ると、


一次抵抗値は3.05Ωと3.22Ω。
一次抵抗値が合っていれば問題ないらしいが、ちょっと高め。


ただし、イグナイターを替えており、このイグナイターは、一次抵抗値が2Ω〜5Ωの間であれば、いずれのコイルも使える、とある。


二次抵抗値は13.69kΩと14.08kΩ。一次抵抗値が許容範囲内であれば問題ない。というか、二次抵抗値との差でスパークの強さが決まるらしいから、理屈上では純正より強い火花になるはず。

やはりこのコイルで設置方法を考えてみるか?


…ということで、急きょ、手持ちのアルミ平棒を穴あけて曲げて切って、ステーを作ってみた。こんどはプラグケーブルが接続される部分がタンクの裏側に思い切り接触してしまう。
これはダメだな。


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