YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 ツーリング先でエンジントラブル⁈

2024年03月24日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
天気予報では2日間とも雨になっていた。しかし、なかなかキャンプツーリングに行けないため強行。我ながら物好きだと思う。

行き先はこの前行った煙樹海岸か、いつものお気に入りキャンプ場か迷ったが、天気はお気に入りキャンプ場の方まだマシなようだ。

出発前から雨が降っていて萎える。行くか行くまいか散々迷って、昼過ぎてから出発。

荷物も雨対策。とはいえ、カバーしきれていない。


雨の阪神高速を怖々走った。とはいえ、前のタイヤに比べるとグリップ力が格段に上がっているからか、路面が濡れていても思った以上に安定感がある。

高速を降り、国道173号〜国道477号で峠を越え、キャンプ場まであと30キロ位のところで雨があがった。


キャンプ場着。予想通り、貸切り状態。雨とわかっているのにわざわざキャンプに来る物好きもそういないということか。


例によってまともな写真は無い。
途中で買ってきたイカ(生食用)と「和牛味付け焼肉用」を備長炭で焼き、焼酎のお湯割りを飲んで、へべれけ気味になって寝る。


昨日からずっとこんな感じの天気。雨は思ったほど降らなかった。


ふきのとうの花。


サワガニ。


いつものように3時頃までゆっくりさせてもらい、出発しようとセルを回すと、エンジンはかかるのだが、アクセルを開けても回転が上がらず途切れ途切れで、すぐにエンストする。昨年から引き続き、3回目のレッカー依頼かと一瞬焦った。
落ち着いて考えると、症状的には点火系のトラブルのようだ。プラグを外して焼けを見ると、あれだけ良い焼けだった右プラグがカブり気味になっていた。
結果的には、プラグキャップとプラグコードの繋ぎ目部分が、振動のせいか外れかけていたようだ。これが高速道路で起こっていたらと思うとちょっとゾッとした。
きっちりねじ込み直すと、エンジンはすんなり復活し、ことなきを得た。

前回ガソリンを6ℓ入れてから146キロ走った時点で、まだリザーブに切り替わっていないがガソリン補給。5ℓ入れてほぼ満タンになったので、推定使用量は4ℓ弱位かと思う。燃費は36km/ℓというところか。申し分なし。LOOPパワーショット30ccも同時に添加。

エンジンの調子は、出足がやや鈍いと感じる時があるものの、概ね良好に感じられる。比較的高回転での巡航時は、以前とは比べものにならないほどスムーズ。ひょっとしたらスーパーゾイルは効果があるのかもしれない。

帰りは運良く雨にあうこともなくすんなり帰着。


69,157.0km

早速プラグを外してチェック。

右は帰路出発時の点火不良によりカブり気味だったものが、120キロほど走っている間にカーボンが焼き切れたみたいで、充分きれいな状態。


左はあいかわらず。ちょっとマシになっているか?


左プラグの外周電極の一部だけがやたらきれい。これはどういう燃焼状態を意味しているのだろう?


右シリンダー内。すばらしくきれいな状態を保っている。


左シリンダー内。上死点あたりで撮影したためぼやけている。ぼやけていても右シリンダーに比べピストンヘッドに汚れが残っていることがわかる。


手元にあったタイラップでブーツを締め付ける様にしてみた。今回の様なトラブル予防策として効果があるのかわからない。やらないよりは安心感がある。


今回の走行距離往復240km。

そういえば、前回キャブ分解後まだ同調調整してなかったな。