みなし残業とは、賃金の中に、
あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておく制度のことで、
一定の残業代を固定して支払う固定残業手当とも。
月当たりの固定残業代がある場合は、
その時間と額を表記しなければならない。
募集要項上では、そこを隠すと虚偽になる。
このみなし残業、固定残業という制度が悪いわけではない。
問題は、2つある。
①(業界によってさまざまであるが)長い固定残業時間
月の固定残業を、40時間と定めた場合、40時間を強要することになる。
もし効率的に終わっても、固定残業代払っているんだから、と
詰め寄る管理職もいるわけだ。
②固定残業時間を超えた分は払わない。
言語道断である。だったら、最初から固定残業代なんてものは払わないほうが良い。
結局、「給与」に対する闇が深い企業の考え方は、経営側のご都合主義によるもの。
就業者は、その会社を見極め、早めに見切りをつけたほうが良い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます