発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

オバケ屋敷と鉄道展

2011年08月11日 | 物見遊山
 天神ホラーハウス「こっちにおいで」http://www.tenjin-horror.com/へ。ようするに、お化け屋敷のこと。自分は基本怖がりなので、ホラー映画などは苦手なのだが、チケットを貰ったので、会場の西鉄ホールへ向かう。
 お化け屋敷の話は「ちびまる子ちゃん」にも出て来る。まる子が、夏休みに父ヒロシにデパートのお化け屋敷に連れて行ってもらう話だ。昭和40年代の話なので、古典的な妖怪や幽霊が用意されていた。
 10分待ち。結構人が並んでいる。ショートコース600円、ロングコース800円の当日券。夏休みの小学生、男子高校生のグループ、若いカップルなど、まあいろいろ来ていて、成功している興行のようである。
 待ち時間の間、会場から聞こえてくる、お客さんの阿鼻叫喚に気分は盛り上がるのだが………。
 怖くなかった。全然。チケットがショートコースだったからかな。でも、他の人たちには結構受けていた。一緒に入った小学生姉妹に「おばちゃん、お願い、先に行かないで」と、なぜか頼られていた。
 お化け屋敷に入るにあたっては「何か出るが、地元新聞テレビと東映と西鉄がイベントとしてやってることだから危険はない」という心構えができている。普通の生活で不意打ちを喰らうこと、たとえば洗濯物を干しにベランダに出たら、ハトが羽音を立てて足もとから飛び立って行くようなことのほうがよほどびっくりするわけで。
 お化け屋敷は、どちらかもしくは両方が、より親密になりたい下心を持つカップルにとっては、投下した資本が確実に回収できるものなのではないか、と、彼氏の背中に貼り付いて怖がっていた女の子を見て思ったのであった。
 そのあと、博多シティに移動。
 博多シティでは、鉄道展がふたつほど同時開催である。
 ひとつは阪急の「みんなの大鉄道展」http://kyushu.yomiuri.co.jp/yomiuri/event/1107/ev_11070501.htm
 もうひとつは「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」http://www.jrhakatacity.com/mitooka/である。同じビルの8階と9階で、別の有料展示。混乱は起きていないのだろうか。チケットがあったので、今日は阪急の方に行く。水戸岡展は24日までなので後日。
 宇都宮照信氏とか、奈良崎博保氏とか、九州鉄道マニア界の重鎮の写真やコレクションが並んでいる。来ているお客さんもマニアさんっぽい。
 ジオラマを走るカメラ付きのHOゲージ模型を操作することができる。プラレールからNゲージ模型に昇格することはあっても、HOゲージにはなかなか手は出せないもんね。自作する器用さと熱意と走らせる場所があれば話は別だけど。
 そのあと屋上に。鉄道神社参道で、冷凍苺をかき氷にしたものを買って食べる。上から練乳がかかっている。小ぶりだけど、リアル苺なので、激ウマである。
 とまあ、夏休みらしいお出かけであった。

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