発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

たれかこきやうをおもはざる

2011年08月20日 | 日記
 山口県単独ローラーと、イベントでの販売を終え、帰福。またまた段ボールにまみれて発送をする。

◆今年は山口国体があり、マスコットキャラクターの「ちょるる」が、県の随所にみられる。http://www.choruru.pref.yamaguchi.lg.jp/kokutai/mascot/ 地元のデザイナーによるものだということ。山口っぽさを発揮しながら地方ゆるキャラにありがちな哀愁が漂っていない。ひたすら元気そうで可愛い。これなら、サンリオに勝てる、というか、勝ってどうする? とりあえず、県庁ロビーのちょるるを携帯の待ち受けにした。
 ちょるるグッズも出てる。 http://www.choruru.pref.yamaguchi.lg.jp/kokutai/mascot/goods.html  種類が多い。 国体マスコットだからというだけではなく、ちゃんと愛されてつくられているのではないかと思う。全国普及間違いなしである。

◆山口県庁では、午後三時になると県民体操の音楽がかかるという噂は本当だった。

◆宇部に行く。銀天エコプラザのパンフレットに、今回、ピカチュウに似過ぎということで着ぐるみがお蔵入りした「エコハちゃん」の平面キャラクターが印刷してあった。平面デザインは、やっぱり似てない。エコプラザの人の意見も、やはり着ぐるみメーカーに問題があったという考えであった。
 全国的な話題となったからには、市議会でも取り上げられるだろうか。オリジナル着ぐるみは20~30万円はかかるもので、それが無駄になったわけだし、自治体としてコンプライアンスがゆるい印象を全国に与えてしまった。
 顔と耳の色をちゃんと違うものにして、葉脈もはっきり入れて、口もピカチュウ的でないデザインにすれば良かったのに。「ちょるる」の活躍ぶりを見るにつけ、お蔵入りした「エコハちゃん」が、不憫でならない。耳の別布をケチったメーカーと、チェックをケチった市の担当の人は、とりあえず、来年の「市民のための著作権講座」http://www.cric.or.jp/seminar/seminar.html#04 に行って、レポートを書いて来なさい、と、私が言ってどうする。  

◆宇部でのランチは、新川駅近くの「じゃがいも」で。ここは高校生のころからあった。すべてのものが丁寧に選んである感じで、居心地良し。しかもおいしいよ。嫌いな奴には「教えず、話題にせず、近づけず」の三原則を守りたいタイプの店だ。この店から、隣の日の出印刷までは時間が止まったように変わらない。ただ、私は古くなり、お店の人は代がわりしてる。
 宇部で私が勤めている間、ランチはどうしてたのかな。
 会社で、お弁当、というのが一番多かったように思うけど。
 資格試験の勉強を昼休みもしてた時期は、毎日外で食べてたなあ。当時あった中央大和というスーパーの最上階に不二家のファミレスが入っていて。そこが勉強しやすかった。隣にはユニクロの前身・小郡商事のビルがあった。
 そのころの私は、グレーがかったピンクのリボンネクタイの制服OLで、同色のグログラン巻きのカチューシャでストレートロングの髪を止めてた。今同じ格好をすると、ほぼ間違いなく石を投げつけられるだろう。
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