きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

うら寂しきクリスマスツリー

2008年12月12日 | 日々の暮らし
 今年も三浦海岸駅前に恒例のデコレーション(電飾)が設けられて、もういくつ寝るとお正月・・・、今年もあっと云う間の1年が終わろうとしている。
 それにつけても、電飾の青色ダイオードが例年にもまして裏寂しく感じられるのは、やっぱり突然やってきたサブプライム不況のせいか。
 内定取り消し、契約社員解雇、大企業の人員整理、訳の分からない殺人事件、あとを絶たない振り込め詐偽、先の見えない年金問題、お産も侭ならない医師不足、救急医療体制のお粗末さ、ヒョットコ総理の支持率低下で総選挙も侭ならず、ずるずる無策の国政を冷たく眺める危機意識の乏しい官僚達、特殊法人は看板の掛けかえで生き残りを図り、不況対策という名のもとにコストバリューに乏しい非生産的道路建設を推し進めようとする族議員、狭量な国家主義にそまった見るからにあほ面の幕僚総長・・・なんなんだ?、これはなんなんだ?!、日本はどうなっちゃたんだ?!

 今の日本には、なんとなく危ない気配が漂っています、いつ爆発するか分からない気配がただよっています。大丈夫か日本!!!???。
「グー!」が流行語大賞というのも洒落がきつすぎるなあ・・・などと考えながら、「来年こそは良い年でありますように」と願う、小市民の私なのでした。

日本丸

2008年12月12日 | 三浦半島ぶらり散歩
 JR桜木町駅から徒歩5分ほどの所、ランドマークタワーの脇のドックに「日本丸」が係留、公開されている。年に何度かは全てのマストに帆が張られるが、今日は残念ながら真っ白な帆は見られない。いつものように平日の昼下がりで、人出も少なく、陽射しも暖かくて、のんびりと白い船体を眺めてひと時を過ごす。

 今はこんな狭いところに係留されてチョッとかわいそうだが、大海原を帆に一杯風をはらんで疾走していたであろう昔の雄姿が偲ばれる。それにしても何でこんなに美しい船が作れたのかと、あらためて思う。コンピュータも無い時代に一枚一枚図面に起こしていったわけで、その手間と言ったら・・・逆にCADによらないが故に、実用の美だけでないデコレーションも施した船体の美しさはまさにアナログの美の極致と言ったら、言い過ぎか・・・。