きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

気分はリーサルウェポン

2008年07月17日 | 旅行
 バンコクで休暇をすごし、帰国予定の当日にチョッと時間の余裕ができたので、さっそく現地のツアーデスクに電話して連れて行ってもらったのが、バンコク警察の射撃練習場。広い屋外の射撃場にたった一人、インストラクターのタイ人のお兄さん(警察官のアルバイト?)もついて、ひと時を射撃三昧。気分はブルース・ウィルスかメル・ギブソンか・・・のつもりだったが、映画のように片手で機関銃のようにハンドガンを連射するなんて・・・はっきり言って不可能でした。あれは、あくまで撮影用で空砲ですので弾丸が飛び出て行くエネルギーの反動もないし、火薬の量も少なくしているために、あんな風に扱えるのだとあらためて実感しました。

 日本の警察では昔から「月夜に霜の降るごとく」心静かに拳銃をかまえて、引き金は指で引くのではなく銃把を手全体で握り締める要領でドンと撃つ!・・・と教えるらしいですが、それでもなかなか当たりません。止まっているターゲットにも当たらないのだから、動き回る犯人に当てるなんて、しかも致命傷は負わせないように、などはまず無理でしょうね。
 
 この日はS&W357マグナム、コルト45口径オート、ベレッタM929mmオートなど心ゆくまでぶっ放し、帰りの機内はぐっすりでした。海外でしか経験できないことの代表が射撃(無免許でも出来る)なので、海外旅行の際に近くにシューティングレンジがあると、まず出かけていきます。これまで、グロッグ17、M16A2ライフル、ベレッタのライフル(名前分からず、近未来型)、ルガーのライフル、モスバーグのショットガン、などを経験しています。

 平和主義者の私がなぜ射撃なのかは旨く説明できませんが。射場に足を踏み入れる時の緊張感と射場を出る時の開放感、ターゲットに照準している時の緊張感とドンと撃ったあとの開放感が快感なのですね。緊張と弛緩の繰り返し・・・自律神経系の活動が交換神経優位と副交換神経優位の間を適度に振り子のように揺れ動くことが心身には必要であり、緊張しっぱなしや弛緩しっぱなしは心身に悪影響をあたえます。私にとっての射撃も一言で言えば「単純に、ストレス解消」ということですね。

<鍼灸マッサージサロン・セラピット>