みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

春時雨

2019年02月27日 | 俳句日記

夕時雨の六地蔵

2月27日〔水〕曇り 夕時雨

二日連続で出歩いた。
お陰で佐保姫さんと楽しく時を過ごしたが、些か
疲れた。
どうやらまだ本調子ではない。

と、言う事で今日は朝風呂を愉しんだり、午睡を
したりして身体を休めた。
春陰に包まれていたせいでもある。
夕方からしばし時雨もした。

こんな日はクラッシック音楽を聴くのもいい。
さして詳しくもないが、今日はショパンのピアノコンチェルト第1番(ルビンシュタイン)とアバド
のチャイ5を聴いた。

ルビンシュタイン先生は、まるで習いたての子雀が指導通りにピアノに向う姿勢そのままに演奏なさるところが巨匠らしくて尊敬に値する。
常に後進の模範たらんと努めておいでだ。

アバドはテレサ・ベンガルサが主演した「セビリアの理髪師」を振った映像を観た時からフアンに
なった。
ベト7もお馴染みの一曲である。

ベト7と言えば、カール・ベーム先生のものが最高だと思っている。
東北時代によく聴いていた。
阿武隈川を朝日が染め行く風情其の物だった。

〈春時雨 地蔵も聴けり 永遠の曲〉放浪子
季語・春時雨(春)





〈春時雨 スマホの音も 潤む哉〉放浪子
季語・春時雨(春)