みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

春陰

2019年02月18日 | 俳句日記

将来の大物


2月18日〔月〕曇り 夕刻 小雨

昨夜はブログをアップして、そのまま韓国情勢
についてネットサーフィンをしてしまった。
当然明け方まで横になれず、登校する子雀たち
の声を聞きながら床に就いた。

腹の虫の催促でゴソゴソと啓蟄の頃の虫達のよ
うに這い出したのが正午過ぎ、寝間着のままで
昨日のカレーをかっ込んだものの、脳ミソには
まだ栄養が届かず思考力はゼロ。

コーヒーを入れて、タバコをふかしながら朝刊
を開くと、ロシアのラブロフ外相の老獪な眼差
しの横で、口を真一文字に結んで目を見開く河
野外相の顔があった。

あー、この問題もあったよなぁ。
米中は安倍首相がトランプ外交の一翼を担う形
で矢面に立たれているが、他の国は当然外相が
担わなければならない。

こんな顔をしたくもなろうが椅子に座った以上
投げだす訳にはいかないのである。
経済問題は茂木さんがおいでになるし、後詰め
に甘利さんもいらっしやる。

しかし、現下の政治課題は米中の覇権の激突、
つまりは第三次世界大戦の入り口に差し掛かっ
ているのである。
つまりは2+2(外相と防衛相)が主役となる。

かつてソ連にはブレジネフ、グロムイコなどと
言う老獪な外相がいた。
ネットの画像を見てみると良い。
その辺の議員なんぞは震え上がるだろう。

中共には周恩来がいた。
自前の暗殺団を持っていた事で有名だった。
既存メディアはそんな事は報道しない。
支局を追い出される、下手すると殺される。

共産党一党独裁の国にはそう言うDNAが流れて
いるのを忘れてはいけない。
斯くある国際舞台で安倍政権が戦っていること
を国民が忘れれば咎は国民が受ける事になる。

血糖値スパイクの予防と脚腰を伸ばす為に散歩
に出た、空は春の雲に覆われている。
まるで現下の情勢そのもの、雲の底が抜けてミ
サイルや爆弾か降って来ないことを祈るばかり。

頭の中の“春陰”はますます影を落として来る。
と、その時見出しの子雀クンに出会った。
なんとも言えない面構えなのである。
わざわざ買い物袋を床に下ろして撮らせて頂く。

読者もそう思いませんか?
私は骨相鑑定には詳しくはないが、明らかに
こちらを品定めする魂の働きを感じる。
政治の根本は相手を見透かすことだ。

将来の大物君!日本は今人材不足ですから早く
大きくなって日本を救って下さい。

〈春陰を 晴らすか子雀 明日にも〉放浪子
季語・春陰(春)