みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

ローマ教皇庁と靖國祭

2018年04月22日 | 俳句日記

ここ数年、中共では「精日」という言葉
が流行っているらしい。
なんと「精神的日本人」のことを指す。
漫画やアニメばかりでなく、日本軍も⁈

密かに旧軍の軍装がネット販売されて、
愛好家のうちで評判なんだそうな。

(これはイメージ画像です)

無論、共産党政府は黙ってはいない。
取り締まりに躍起となっているが、共産
党員は8千万なのに対して、国民は13億
人、イタチごっこだという。

当たり前の話で、日本軍と戦ったのは一
軍閥の蒋介石軍と八路軍(共産党軍)だ。
一般の国民や少数民族は迷惑を被った方
で、この人達に日本人は優しかった。

なので、民間の中国人や少数民族の中には、日本の孤児を自分の子として育てて
くれた人々がいたのだ。
少数民族には今でも日本贔屓が多い。

昨日から明日まで、靖國神社の春季例大
祭が行われている。
戊辰の役から今次の大戦までの250万柱
の英霊を鎮魂する大切なお祭りである。

ここでは、英霊の一人びとりの命日まで
把握され、毎日のように御魂鎮めの舞が
奉納される。
一柱毎に、というところが凄い。

沖縄のひめゆり部隊も、台湾・朝鮮の徴
用工も漁民も、工場動員の生徒達も、凡
そ公務にあった者で戦災死をした者は、
全てが一柱の英霊として祀られる。

そんな精神性をもって処遇される国は、
地球上に他には無いのである。
中国人ならずとも、その様な国柄を知れ
ば知る程、日本に憧れる外国人は多い。

そんな靖國神社にも危機があった。
終戦後、GHQの中にはこの社を燃やして
競馬場にしろとの意見もあったらしい。
救って下さったのがローマ教皇である。


「如何なる宗教を信仰していても、国家
の為に命を捧げた者を祀るのは、当然の
事である」との趣旨のもと二人の神父が
マッカーサーを説得したという。

境内には極東裁判で「日本無罪論」を主
張したインドのパール判事の碑がある。
ならば、ビッテルとバーンという二人の
神父の顕彰碑も建立すべきではないか。
感謝の誠を込めて。

更に言っておこう。戊辰の役の会津藩を
はじめとする幕府軍、西郷さんと薩摩軍
などの士族の乱の戦死者、この人達も近
代日本の礎となられた方々である。
あれから150年、もう敵も味方もない。

まだある、終戦後居残ってインドシナの
独立戦争で戦死した兵士が祀られている
のならば、他の国々の独立戦争に殉じた
旧軍兵士はどうなったのか?

祀られるべくして祀られていない英霊が
他にはいないのか?
そんな事を考えさせられる一日だった。

〈比類なき 歴史に匂う 靖國祭〉放浪子
季語・靖國祭(春)

4月22日〔日〕晴れ
偉大なる将軍様も現実に目覚めたか?
リビア攻撃がこたえたのであろう。
トランプ・安倍外交は素晴らしい。
ただ予断を許さぬ相手ではある。

あとは習王朝にじっくり備えなければ
なるまい。
先ずは国内の敵を一掃することだ。