みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

夏隣の雨

2018年04月17日 | 俳句日記


終日、小さな雨が降り続いた。
団地のアオダモの花がしっとり濡れて、
晩春の寂しさを誘う。


アオダモはモクセイ科の落葉低木で全国
に分布している。
今時の開花時期なのだが、なぜか季語に
は無い。

晩春とも、初夏ともつかぬこの時期を、
季語では「夏近し」「夏隣」と詠む。

〈夏隣 アオダモの花 咲きにけり〉放浪子
季語・夏隣(晩春)

4月17日〔火〕雨
週末から46時間の抗癌剤投与で、やや体
が重い。
今日は棲家でウダウダとしていた。
思考力が落ちるのが難点だが、昨夜の稿
を頑張り過ぎたせいかもしれない。
今回は手抜きをさせてもらった。