みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

清明

2018年04月05日 | 俳句日記

今日は、二十四節気の「清明」。
柔らかな日差しに春風が戻って来た。
出典は定かではないが「清浄明潔」から
採られたらしい。

大気が清らかで汚れ無く、天は潔ぎよい
ほどに明るいとでも言うのだろうか?
まさに今日の日のさまである。
もう、何度迎えたことだろう。

節気を人生になぞらえるならば、
この男の子達や、


この女の子位を言うのではないか?


「春秋に富む」と表現するにはやや早く
、でももう子雀ではない。
子雀は「雨水」から「啓蟄」辺りまでの
子達で、まだ森羅万象の一部なのだ。
草花だと、

こんな感じの妖精達である。

清明を過ぎるあたりから、段々人間様に
なって来るのだが、まだまだ天が下され
た心は清らかで穢れを知らない。
そのまま歩んで欲しいと願うのは欲張り
なのだろうか?

〈清明の 天まで伸びよ 其の儘に〉放浪子
季語・清明(春)


4月5日〔木〕晴れのち雨
福島県から満開の夜桜が送られて来た。
風があったそうだから寒かっただろう。
かごんま弁で言うと「おやっとさぁ」と
言ったところか。