今日は、二十四節気の「清明」。
柔らかな日差しに春風が戻って来た。
出典は定かではないが「清浄明潔」から
採られたらしい。
大気が清らかで汚れ無く、天は潔ぎよい
ほどに明るいとでも言うのだろうか?
まさに今日の日のさまである。
もう、何度迎えたことだろう。
節気を人生になぞらえるならば、
この男の子達や、
この女の子位を言うのではないか?
「春秋に富む」と表現するにはやや早く
、でももう子雀ではない。
子雀は「雨水」から「啓蟄」辺りまでの
子達で、まだ森羅万象の一部なのだ。
草花だと、
こんな感じの妖精達である。
清明を過ぎるあたりから、段々人間様に
なって来るのだが、まだまだ天が下され
た心は清らかで穢れを知らない。
そのまま歩んで欲しいと願うのは欲張り
なのだろうか?
〈清明の 天まで伸びよ 其の儘に〉放浪子
季語・清明(春)
4月5日〔木〕晴れのち雨
福島県から満開の夜桜が送られて来た。
風があったそうだから寒かっただろう。
かごんま弁で言うと「おやっとさぁ」と
言ったところか。