塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 多賀野で塩そば

2011-03-25 20:56:16 | 麺処_2011
 先日の23日、世田谷の祖師ヶ谷大蔵で打ち合わせのために伺っ
た時、小田急の駅構内にウルトラマンのポスターが掲げられており、
よく見ると、ウルトラマンに登場した数々の怪獣の足形ポスターが
貼ってあった。こういうのは想像力をかき立てられるので、良いも
のだ。

 そういえば、今から二十数年前、円谷プロで当時の代表にインタ
ビューした時、記念にウルトラマンのプリント柄のネクタイを頂い
たのを思いだした。
 さて先日、がんこフリークの麺友さんから「多賀野で塩煮干しが
夜の限定で提供されていますよ」との情報をいただいたので、夕方
の打ち合わせ終了後に荏原中延へ。

 中華そば多賀野の暖簾をくぐるのは久しぶりで、いつものサザン
の軽快なサウンドが店内に流れていると思いきや、なんと店主の趣
味が変わったのか、モダンジャズが流れていた。これも、いいね~。
 ところが、塩煮干しの提供は19時からとのことで、お腹も腹ヘ
リコブター状態で待ってられなく、粟国の塩そば730円に味玉
100円の食券を購入して、おつりは義援金の募金箱へ。

 久しぶりの塩そば、心地よいスープの風味が器から溢れ出ている、
これは食欲をそそられるなあ。いつもの低加水の麺とスープが絶妙
に合い箸の進み具合が早くなる。これは旨い。ご馳走様。塩煮干し
は次回となった。

ミュージアム巡り AJINOMOTO 味の素第1号

2011-03-25 06:12:42 | ミュージアム巡り_2011
 池田博士が見つけた旨味成分・グルタミン酸ナトリウムの製造法
特許を取り、それを事業化するために鈴木製薬所の鈴木三郎助・忠
治兄弟に依頼する。
 そして、1909年(明治42年)に製品化したのが化学調味料の
「味の素」だった。発売当初は世になかったもので、売れなかった
という。それでも国内の家庭や飲食店で徐々に使用されるようにな
り、1910年には初の海外進出に乗り出し、台湾を切り出しに東南
アジアに浸透していく。
(港区高輪3-13-65)


ミュージアム巡り AJINOMOTO 手作りのグルタミン酸

2011-03-24 06:09:57 | ミュージアム巡り_2011
 グルタミン酸はアミノ酸のひとつで、小麦のグルテンの加水分解
によって発見された。旨味はこのグルタミン酸であることを突き止
めた東京帝大の池田菊苗博士が出汁昆布から出ていることを突き止
める。
 1908年(明治41年)に池田博士が発見した「具留多味酸」の入
った小瓶が味の素製品展示品のトップにあった(東大理学部所蔵)。
(港区高輪3-13-65)


Weekdayの麺処巡り べんてんでつけ麺

2011-03-23 14:37:00 | 麺処_2011
Weekdayの麺処巡り べんてんでつけ

 本日は世田谷の祖師ヶ谷大蔵で打ち合わせ、終了となり高田馬場
へ。「べんてん」でランチ。店内2名、外4名の待ち。20分程で暖
簾をくぐる。
 注文したのは「つけ麺」800円。マスターの顔が見えないのでス
タッフに伺うと、体調不良で仕込みのみで終了。厨房では2名でテ
キパキと作業が進行。お湯換えタイムの前でつけ麺の登場。
 まずは、麺だけを3口程すすり、小麦の香りと喉こしを味わい確
かめる。実に上手い、ソロリと滑らかにのど元を過ぎる。本日も旨
いつけ麺を頂いた。ご馳走様。


ミュージアム巡り AJINOMOTO 看板

2011-03-23 06:02:27 | ミュージアム巡り_2011
 味の素ミュージアムの入口に看板が掛けてあった。説明を見ると
1912年頃の看板で、精巧に彫刻された風格のある看板だ。
 エントランスでは味の素誕生物語として、黎明期の発明者や創業
者の軌跡を辿る映像が6分程流されていた。

 その内容は、1908年、東京帝大教授の池田菊苗博士が湯豆腐の
味を作り出す出汁昆布の旨味がグルタミン酸に由来すると解き明か
した。そこで池田博士は、旨味調味料のグルタミン酸ナトリウムの
製造法の特許を取得する。

 その製造法を事業家に向けアピールしたところ、鈴木製薬所の鈴
木三郎助からコンタクトがあり依頼し、特許を二人で共有すること
になる。その後、1909年に会社を創業し新製品となる「味の素」が
発売される。
(港区高輪3-13-65)


ミュージアム巡り AJINOMOTO 錦絵

2011-03-22 06:18:10 | ミュージアム巡り_2011
 2月下旬、打ち合わせの合間を縫って平日しか開いていないミュ
ージアムを巡ってみた。そこは味の素グループ研修センター内にあ
る「AJINOMOTO 食とくらしの小さな博物館」。
 そのスペースの手前に「味の素食の文化センター」というコーナ
ーで「錦絵に見る江戸の食文化」展(~4月30日まで)が開かれ
ている。

 これは江戸時代を代表する多色刷り版画・錦絵の中に“江戸の食”
を扱ったレプリカが解説付きで展示されており、以前、広重の「江
戸百」で紹介した“やまくじら”や、天麩羅、蕎麦、握り寿司など
の錦絵が愉しめた。
(港区高輪3-13-65)


Holidayの麺処巡り べんてんで塩

2011-03-21 11:57:46 | 麺処_2011
 ハタ日、高田の「べんてん」へ。雨が降る中、放射能が心配だが
結構な雨量だ。神田川の水かさが徐々に高まっていく。この雨の中
でも開店時の並びは20数名、さすが、べんてん。

 塩拉麺850円をオーダー、隣の超常連さんがメンマを注文された
ので、マウンテン盛りから少しお裾分けがあり頂いてみると、温か
いメンマで、これは旨い。さぞかしビールに合うだろう。

 田中店主から特製肉味噌のコールがあったので、塩にもお願いし
た。最初は塩のスープを堪能して半分以上麺を平らげた後、肉味噌
を溶いて絡めながら箸を進め、味の移り変わりを愉しめた。旨いな
あ、ご馳走様。

ミュージアム巡り 名古屋市博物館 黒塗り教科書

2011-03-21 04:49:45 | ミュージアム巡り_2011
 同博物館の最後に紹介するものは「墨塗り教科書」を挙げておこ
う。ここに展示されていたのは中等学校の国文教科書(1944)で、
太平洋戦争で敗北した直後、進駐軍の命令により国家主義・戦意を
鼓舞する箇所や内容を、生徒自らの手で墨を用いて黒く塗りつぶし
たものである。
 これは戦後しばらくの間、新しい教科書の印刷が間に合わなく、
戦前の教科書を暫定的に使用するための措置であった。
 私の生まれる前のことであり、塗りつぶしの件は今まで歴史の時
間で教えられてきたことで理解できており、今までに塗りつぶされ
た教科書を幾度か見たことがある。
 この世界から無益な戦争を無くすために、このような墨塗り教科
書をさらに知らしめるべきではないだろうか。
(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)

Weekendの麺処巡り がんこ十六代目で蛤と軍鶏

2011-03-20 13:15:00 | 麺処_2011
 昨日、高田の高戸橋近くにある「がんこ十六代目」へSP麺の確
認に行くと、2日間行われるのとメインが本日なのを知り、プレビ
ューが大事なのを改めて理解できた。

 開店前の店頭には、いつものがんこ仲間のお顔がずらりと揃い、
べんてんのビッグ常連さんも登場。そのメインSPが蛤と薩摩軍鶏
スープの塩拉麺900円、味玉100円と麺の大盛りを注文。
 12kgの蛤を使用したプレミアムスープと、薩摩軍鶏をメインと
したがんこ主流の牛骨スープを合わせたダブルスープは黄金色に輝
いており、すすると蛤の滋味がほのぼのと伝わってくる。蛤が特化
していなく馴染むような香りも良い。

 海苔の上に乗った揚げ牛蒡がプラスαのアクセントになり、店長
渾身の一杯を頂いた。十六代目ではWスープの提供は初めてだとか
で、ぶら下がりの牛骨を出される前は一抹の不安があったと言われ
るが、ズバリ、素晴らしい塩拉麺だった。ご馳走様。

ミュージアム巡り 名古屋市博物館 織田信長朱印状

2011-03-20 06:29:06 | ミュージアム巡り_2011
 続いての朱印状・古文書は、永禄10年(1567)11月、織田信
長が兼松又四郎に宛てたもので、天下を治めることを確信し、意識
した頃の象徴である。“天下布武”朱印使用の初見文書のひとつ。
 ただし展示されているのは複製で、マザーは秀吉清正記念館に所
蔵されている。

 その他、朱印状は多く展示されており、道路修繕のものもあった。
(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)