塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 根岸・本牧 三渓園・聴秋閣

2009-07-23 03:37:23 | 街巡り_09
 臨春閣の北側にせせらぎがあり道沿いに登っていくと、京都・伏
見城内にあった大名伺候の際の控え所の建物「月華殿」(1603年
建築)ある。その北側に隣接して建っているのが「金毛窟」で三渓
が建てた茶室(1918年建築)。
 この一角の西側に鎌倉・建長寺近くの心平寺跡にあった地蔵堂
「天授院」(1651年建築)がひっそりと木漏れ日を受け建っている。
 少し下り2つ目のせせらぎの先に堂々とした楼閣が見えた。これ
が京都・二条城にあった徳川家光・春日局ゆかりの「聴秋閣」で元
和9年(1623)の建築。当時は「三笠閣」と呼ばれ、春日局に賜
り江戸・稲葉候邸内に移されていた。移築されたところは足場の悪
く傾斜しており、基礎工事には時間をかけられたことが伺える。
(横浜市中区本牧三之谷58-1)
月華殿  金毛窟

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